2017年1月18日水曜日

カウンセリングは何回受ければいいのか


さて、久しぶりに心理カウンセリングについてがっつり語ってみようかと思います。
クライエントさんからこのような質問を受けることがしばしばあります。
「カウンセリングは何回受ければいいの?」

聞かれればこうお答えするしかありません。
「あなたがカウンセリングが必要ないと思ったら、その時が終結です」

無責任な答えに聞こえるかもしれませんが、それが我々の素直な答えです。
カウンセリングの終結と言っても、その形は様々です。

『抱えていた問題が現実的に解決する』
例えば、症状が治まることであったり、
人間関係が改善することであったり。
そういった目に見える解決の姿はわかりやすいかもしれません。

しかし、逆に言うと
症状が治まったからといって、本質的な問題が解決したことにはならないことだってたくさんあります。
また、症状は治まっていなくても、今後の希望的な展開が見つかればそれで解決と感じるかもしれません。

つまり、『何が解決なのか?』は我々カウンセラーではなく、クライエントさん本人が決める必要があるという事です。
クライエントさんが納得していないのに、
「これで解決ですね」と突き放してしまってはカウンセラー失格です。

ですから我々は、具体的な『解決の姿』をクライエントさんに伺い、その実現を目指します。

とはいえ、やっぱりカウンセリングに通う目安というのは欲しものですよね。

心理カウンセリングにはたくさんのアプローチ法があります。
その中に『短期療法』というものがあります。
名前の通り、比較的短期間で治療の終了が期待できる療法です。
その短期療法で、だいたい10回前後のセッションが終了の目安とされています。

でも実際は、もっとフレキシブルで流動的なものです。
ストレス解消の愚痴吐きや、状況整理が目的のカウンセリングなら、ある程度終結を感じられるのに2~3回でよい場合もあるでしょう。

特定の目標や課題、改善することが明確になる場合は、もう少し回数が必要かもしれません。
なぜなら、改善や課題達成とは、カウンセリングの中で起きるのではなく、
カウンセリングで得たことや扱ったことが、日常で活かされて初めて解決・達成となるわけですから。
カウンセリングと日常を往復することで、日常での変化を確かめてゆく必要があります。

そんな時に注意しなければならないのは、
「解決した(できる)気になって終了」というパターン。

どうしても心というのは目に見えないものなので、
「なんとなく」
という不確かなものが付きまといます。
その「なんとなく」を日常に実現できる事が、目標達成や問題解決には不可欠になります。

「一度のカウンセリングですっきり」
とはなかなかいかないもので、継続が必要になる場合が多いですが、それでもその継続は我々カウンセラーが強要するもの

では絶対にありません。
ですので私は、継続することが有効ですよ、と伝えることはありますが、
「どうしますか?」と必ず伺います。

無理強いをしても効果的なカウンセリングとはなりません。
クライエントさんのペースを最優先で、我々にできるサポートをご提供します。

という事で今日はこの辺で。
次回は、カウンセリング無理強いは厳禁という事と、カウンセリングが効果的に進む秘訣。
その辺をお伝えしようと思います。

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