2017年8月16日水曜日

お盆という行事


一般的には、今日8月16日までがお盆休み期間のようですが、皆さんお盆はどのように過ごされたのでしょうか。
たまの休みを満喫された方もいるでしょうし、先祖の墓参りなどをされた方もいるでしょう。

このお盆という行事からも、我々人には『死者を祀る』という概念があります。
他の動物と人間との最大の違いは。死者を弔うという概念があるかどうか、という説もあるほど人間というものを表す時に重要となる概念です。

そこから見て取れる人間の特徴とは、
『他者を認識し、尊重する』という気持ち、『自分と他者との関係性を重要視』するとも捉えることができます。
お葬式という儀式も、死者を弔うという目的ではありますが、その本質としては、亡くなった人の為というよりも、
残った者たちが亡くなった人を見送るための儀式ともいわれます。
『死を受け入れるための儀式』とも言い換えることができるでしょう。

心のケアの中に『グリーフケア』と呼ばれるものがあります。
死別などの別離による悲しみ等の感情の整理を行うための支援ですが、
やはり目的は同じく、死を受け入れるということが行われます。

受け入れるというのは、ただ事実を認識し理解するだけではなく、自分の感情として認めること。
それが行えて初めて、人は前に進むことができます。

このお盆休みの間に、お墓参りをした方もいるでしょう。
祖先に対して、近況を報告したり思いを伝えたり。
そんな機会を通して、自らの中のさまざまな気持ちと向き合う、そんな大切な時間として、この行事が捉えられれば、
自分の人生にとっても一つの節目となり、自らを振り返る良い機会となるのでしょう。

その結果、自分の人生がより良く生きることができれば、それはきっとご先祖様にとっても喜ばしいことになるのではないでしょうか。


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2017年8月15日火曜日

昔と違うんだなぁ


今日、仕事の途中ふと事務所から外を眺めてみると、なにやらたくさんの人が携帯を持って集まっているのが見えました。
 私の事務所のすぐ前に大きな公園があるのですが、普段とは何が違う 人たちの様子。
皆スマホを片手に一生懸命操作をしています。

これはもしやとネットで調べてみたところ、やっぱり。
どうやら今日、ポケモンGOの出現条件が池田公園であったそうです。

話には聞いていましたが、凄いもんですね。
たくさんの人が同じ目的を持って一同に集まる。
私はポケモンGOをやっていないのですが、目の当たりにしたその風景に、流行の一部を感じた気がしました。

インターネットが身近に無かった時代も知っている人間としては、面白い現象だとつくづく感じます。

人と人の繋がりが薄くなったといわれる昨今ですが、きっと形を変えて今の時代に合った繋がりもあるのでしょう。
かつて、テレビがまだ高価だった時代、街頭テレビに人々が集まり一緒にブラウン管越しの感動を共有したそうです。
流石にそんな時代は私は知らないのですが、きっとそこには、それまでの文化にはなかった、新しい人と人の繋がりが生まれていたのでしょう。

そう考えると、ポケモンGOを媒介に見知らぬ人同士が集まるというのも同じようなものなのではないのかと思いました。
コミュニケーションも時代によって変化するのだな。
そんなおじさんらしいことを感じた出来事でした。


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2017年8月14日月曜日

ゴキ〇リを恐れる心理


突然ですが、私が夏という季節があまり好きでない理由の一つに、『虫が多い』というのがあります。
虫の中でも特に、ゴキブリが大の苦手です。
まあ好きな人はあまりいないでしょうが、私はおそらくかなり苦手な部類に入るのではないでしょうか。
今日も出勤途中で2匹ほど遭遇し、朝から嫌な気持ちになった次第です。
職場が栄なのでね、どうしても多いんですよね。
(ちなみに、ルームには出たことないので安心してくださいね)

さて、どうして人はここまでゴキブリを忌み嫌うのでしょうか。
色々と理由が挙げられる中で、一つ面白い理由を見つけました。

それは、
太古の昔、人間は今よりも大きいゴキブリの祖先にあたる昆虫に、捕食される立場にあったため、本能的な恐怖を感じる。
というもの。
まあ、トンデモ説のひとつではあるんですが、面白いなとは思います。

他にも、もう少し信憑性のあるものでは、
親がゴキブリを嫌っている様子を幼心に見ることで、「ゴキブリは恐れるものなのだ」という学習をするという、『学習性行動』で説明するという説もあります。

どちらにせよ、個人の好き嫌いではなく本能的なものや、親から継承される価値観というもので、ゴキブリに対する嫌悪感が湧いているという点では共通するところがあります。

悩み相談の中では、過去の経験、例えば虐待や生死に関わる様な出来事がきっかけで、大きな心の傷を負ってしまう。
そんなそんなケースが語られることは珍しくはありません。

先ほどのゴキブリの件と同列にするのは失礼な話なのですが、
過去の経験や出来事によって、現在の人生に不具合を感じさせられているという点では、同じ仕組みがそこに起きているとも考えられます。

『悩み』というものを扱う時、『今起きている悩み』だけに注目してしまいがちですが、
実は、その悩みが生まれる過程であったり、過去の要因に目を向けて解決に向かって行くというのも、立派な悩み解決の一つのプロセスです。

ちなみに私、ゴキブリ恐怖に関しては、以前に単発ではありますが心理療法で扱ったことがありまして。
個人的には昔に比べると苦手意識は多少軽減しています。
心理療法ってすごいな、と思ったエピソードでした。


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2017年8月12日土曜日

『何を言うか』より『誰が言うか』


心にジーンとくる言葉とか名言てありますよね。
私も好きです。
確かに言葉によって、心が動いたり、勇気をもらえたり、気付かせてもらえたりすることってあると思います。

ただ、忘れてはいけない大事なこととして、
言葉というのは、ただの意味を持った文字の羅列です。
人が言葉として発するからこそ心に届く言葉となります

人の心を動かす言葉というのは、
『何を言うか』よりも、誰が(何を成した者が)言うのか、ということも大切な要因となります。

だからといって、別に偉人でなければ名言は言えない、と言うわけではありません。

大事なのは、その『関係性』です。
例え、社会的な地位が高く、偉人と呼ばれる人に言われた言葉よりも、
身近な友達から言われた、『なんとなくの一言』の方が心に大きな影響を与えることだってあります。

言葉は確かに我々人間が操るとても大事な意思疎通のツールです。
しかしそれは、言葉単体で発揮されるものではなく、
その『言葉を紡ぐ人』と『受け取る人』が、言葉の意味を本質を左右するのではないでしょうか。

だから私たちカウンセラーは、相談者との関係性というものをとても大切にしています。
それは『構造』と呼ばれる概念であったりしますが、
たくさん身につけた専門的な知識や技術が、より効果的に相談の場で発揮できるよう、
相談者さんとの関係作りにも気を配っています。

我々カウンセラーは『いい言葉』を伝えるのが役割ではありません。
もし、カウンセリングの中で、
「このカウンセラー、いいこと言うなぁ」
そう思っていただけたのなら、
私たちカウンセラーと良い関係が築かれている証拠なのだと思います。


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2017年8月9日水曜日

日本カウンセラー学院 体験レッスン開催のお知らせ


今日はお知らせです。
私が講師をしています、日本カウンセラー学院ですが、現在2017年秋開講の募集中です。
今期は、ご要望の多かった『夜』のクラスの開講となります。
お仕事帰りなどにも通学可能な時間ですので、興味のある方はぜひ。

つきまして、8月25日に体験レッスンを行います。
「カウンセラーの勉強がしたい」
「資格を取りたい」
「将来に活かしたい」
そんな方はよろしければご参加ください。

日本カウンセラー学院HP(クリックでリンク先へ飛びます)

心の問題が取り立たされることも多い昨今。
心理カウンセリングの専門知識を持つことは、ある意味自分の人生や大切な人の人生を守ることにも役立ちます。

職業として、心理カウンセラーを目指そうという方はもちろん、
現職に相談対応の技術が必要と感じられている方も、
自分の為や家族、周囲の人の為に学びたいという方も、
当学院で学べる内容は、幅広く、実用性のある心理カウンセリングを学んでいただけます。

そこで、パンフレットやホームページの情報だけで伝えられない、実際の講義の雰囲気を体験していただけるよう、体験セミナーを実施します。
セミナーでは、当学院の講義内容からテーマに沿った内容をお伝えする予定です。

体験レッスンのお申し込みはこちら⇒日本カウンセラー学院 体験レッスン

テーマは、『90分でわかる心理カウンセリング』ということで、
言葉は知っているけどその中身はいまいちわからない、そんな心理カウンセリングについてを実際の講義内容のダイジェストという形でお伝えいたします。

『日常で行われる相談』と『心理カウンセリング』の違いを知る。
というテーマで、
・悩みを聞くときに必要な心構え
・悩みが解決するメカニズム
・相談にまつわる心理
などをわかりやすくお伝えします。

当学院は、初めて学ぶ方でもわかりやすく心理カウンセリングを身につけられるカリキュラムをご用意しております。
既に心理カウンセリングを学んだ経験がある方でも、実践的な現場のカウンセリングが学んでいただけます。

体験レッスンでは、講義の内容はもちろん、取得できる資格についてもご質問をお受けします。
更に希望される方には、後日に無料の個別説明・相談もお受けいただけます。

気軽にご参加くださいませ。

お会いできるのを楽しみにしています。

無料体験レッスンのお申し込みはこちら⇒日本カウンセラー学院 体験レッスン

2017年8月8日火曜日

涙は心の雨


ここ数日の台風は、各地で大きな被害も出ていたようですね。
私の住む地域はそれほど大きな被害は出なかったものの、昨日は雨が強く降っていました。
私も傘をさしていたにも関わらず、帰宅した頃には全身びしょ濡れになってしまいました。

台風といえば、
もちろん被害に遭われた方もいるので、不謹慎な考え方だというのは重々承知していますが。
私、台風の後というのは好きなんです。
特に大雨の後は、大量の雨で空気が洗い流されたような、ある意味リセットされたような、少し神聖な空気を感じます。

実はこれ、人の心も同じなんですね。
日々生きていると、心には色々なものが溜まります。
様々な感情や、気になっていること。
それらが積もってゆき、心はどんどん曇っていきます。

そんな時、大量の水で洗い流すことにより、それらの抑圧されたものや鬱積されたものが洗い流されて、すっきりとリフレッシュできる。
そんなことが人の心にも起きます。

その時の雨に変わるものが、『涙』です。
「涙は心の雨」とでもいいしましょうか。

涙を流すことはネガティブなイメージを持たれやすいですが、気持ちをリセットしたり、溜まったものを洗い流すにはとても効果的です。
なのでカウンセリングの場では、涙を流す方が少なくありません。

とはいっても勘違いはしないでください。
カウンセリングは『泣かせる場所』ではありません。
と言うよりも、
「泣くことが目的」ではないんです。

逆説的にはなってしまいますが、
人は大きな感情を表現する時、涙が伴います。
涙は悲しい時にだけ流れるものではありません。
嬉しい時、悔しい時、後悔、切なさ、怒り……。
そのどれらの感情も、大きくなると涙が溢れてきます。

カウンセリングの場では感情を扱うことも多く、その時涙を伴って表現される方が多いということですね。
涙を流すことに抵抗のある方も多いですが、心のお掃除と考えると涙も必要なものだと思えるのではないでしょうか。

ちなみに私は気持ちが疲れたと思った時は、感動する映画などを見て泣くことで、気持ちをリフレッシュさせることもありますよ。


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2017年8月4日金曜日

青い街灯


今日の仕事帰りのこと。
バスに乗っていたのですが、なんとなく外を見ながらバスに揺られていました。

いつもは携帯を見たり、本を読んだりしているのですが、今日は少し疲れていたのでボーっとして車窓から流れる街の風景を眺めていました。

今更なんですが、栄の広小路通りの街灯って、青みがかってるんですよね。

『クールダウンピンク』と言って、確かスウェーデンの刑務所がピンク色に塗られているという話を聞いたことがあります。
ピンク色は人の攻撃性や怒りを抑える作用があるということでピンクに塗られているそうです。

同じような意図で、青色の街灯というのは犯罪防止に効果があるそうです。
イギリスが始めた試みだったと思いますが、日本でも最近青色の街灯が増えていますね。

青という色は、海や空の色。
なので青色には人を落ち着ける作用があるそうです。

このような効果を狙った試みというのは、街頭以外にも色々と我々の知らない所で行われているのでしょうね。
まだ科学的な根拠が乏しいものもあれば、実際に効果を上げているものもたくさんあるようです。

心を扱う者としては、このような精神に効果のある作用というのは知識として知っておきたいものです。
カウンセリングは、基本的にはカウンセラーが提供するものですが、行う環境も大切な要因となります。

座る椅子の位置や部屋の広さ、家具の配置なども、少しでも相談者が話しやすく安心できる、落ち着いた空間を演出するのもまたより良いカウンセリングを提供する者としては、必要な努力なのだと思います。

当ルームも、それなりに配置や効果などを考えて環境づくりをしています。
いらした際に、気になったことがあれば是非聞いてください。
どのような意図を持っているのか、きちんとお伝えしますよ。

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2017年7月30日日曜日

心の健康診断


明日は私の車の車検があります。
とはいっても、業者さんに任せっきりにしてしまうので私は楽なものなのですが。
しばしの間、愛車に乗れないというのは少し寂しいものがあります。
とはいえ、こうして定期的に自分の車のメンテナンスをするのは、日々の事故防止に大切なこと。

そしてこれは、カウンセリングにも同じような活用方法として挙げられるのではないかと私は思っています。
カウンセリングというと、何か悩みや困り事があったり、課題を解決する時に利用するもの、というイメージがあるかもしれません。
確かにそういう一面もあります。
しかし、困った時だけしか利用してはいけないものでは決してなく、
自分の『心の健康診断』という活用の仕方もあるのではないかと考えます。

定期的にカウンセリングに訪れ、
今の自分の状況、ここ最近の身の回りの出来事や変化、心の状態 etc……。
そういったものを、カウンセラーと共に、丁寧に話しながら整理していくことで、
気持ちの整理や、これから先に悩みになるかもしれない事に早期に気づくこともできます。
そうでなくとも、

「自分は今のところ安定しているのだな」
「自分の心は今健康に保てているのだな」

そういった確認ができる機会ともなります。
実際に私のルームにも、初めは悩みを抱えて通ってくれていた方が、その悩みが解決した後も定期的にメンテナンスとして、自分の状態を振り返るための時間としてカウンセリングを利用されている方も少なくありません。

自分の事だけを考える時間。しかも専門家と共に、自分の為だけの時間というのは、普段なかなか作れるものではありません。
そういった機会としても、カウンセリングは心の健康維持として有用なのではないでしょうか。


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2017年7月29日土曜日

行列に並ぶ心理


今日も仕事で栄に出ていたのですが。
この時期、そして今日は土曜日ということもあり、色々な所でイベントもやっていたようで、どこも随分と人で賑わっていました。
そして帰り道にも、色々な店に長蛇の列をみかけました。
店の外まで並び、手にはタオルで汗をぬぐっている人たちを眺めながら、
「さぞや暑いだろうに」と私まで汗ばんでくるような気がしました。

それでも並ぶ心理とは一体何なのでしょうか。
日本人は並ぶのが好き、と言われていますが、そこにはいくつかの心理学的な説明ができます。

教えて欲しいですか?
知りたいですよね?
でも、どうしようかなー。
教えようかな。
やっぱりやめておこうかなー。




……安心してください。別に私がおかしくなったわけでも、嫌な奴になったわけでもありません。

こんな風に、渋られると知りたくなってしまう事ってありますよね。
これも一つの、『並ぶ心理』の答えにはなるのではないかと思います。

『希少性の原理』などと言われますが、
人は、価値があったり、なかなか手に入らないものに対して、購買意欲が上がるという結果があります。
まさに行列というのは、
「多くの人が欲しがっているならば、並ばないとないと手に入らない!」
そんな希少性をくすぐられる部分もあるのでしょう。

他にも、『バンドワゴン効果』といって、
多くの人が求めているものが自分も欲しくなる。
そんな心理の裏には、流行しているものや、皆が良いと思っているものに対する安心感もあるのでしょう。
「みんなが並んでいるお店なんだから、きっとみんなが良いと言っているのだろう」
そんな気持ちが働くと、行列に並ぶこと自体が良いものを手に入れているという快感に繋がるというのも考えられます。

そして最後に、日本人特有というところで言うなら、
『同調行動』も挙げられるでしょう。
他の人と同じ行動をとることで安心するという、いかにも日本人らしい心理も影響しているのかもしれません。

こんな風に、行列というのは様々な要因があり我々の心をくすぐるようです。

最近はこういった心理学的な効果を、マーケティングなどにも活用している企業も多いようで、我々は日常ついついそれらの思惑に乗せられているのかもしれませんね。


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2017年7月28日金曜日

車幅感覚と対人感覚


さて、実は私は車の運転にあまり自信がないのですが、
その理由として、『車幅感覚』というやつががよく分からないというのが理由の一つにあります。
そこで、車幅感覚を身につけるためにはどうすればいいのか、を調べてみたところ。
その中に一つ興味深い対策がありました。

それは、実際の車の車幅の正確な数値を知り、自分の身長など、身近なもので比べてみることで実際の長さを感覚として 身に着けるという方法。
例えば、
「車幅が170cmであれば、大体自分の身長と同じぐらいだな」
などといったことですね。

なるほどこれは確かに分かりやすい。
そうすることで、曖昧だった車幅の感覚が、少し具体的な数字として実感できるようになるかもしれません。

この方法を知ってみて改めて思ったのが、
やはり人は、未知のものや確認することが難しい事に対しては、
自分の身近なものや、これまでの経験など、自分自身が持っているものをフィルターとして通して、自分の世界でものを見ているのだな、ということ。

それはつまり、『価値観』や『考え方』、総じて『認知』と呼ばれるものになります。
つまり我々は、様々な出来事や現象を、ありのまま受け止めるのではなく、自分の認知を通して理解しようとしていると考えられます。

便利な機能ではあるのですが、
これによって起きる人間関係のトラブルもあります。
いわゆる『すれ違い』や『誤解』。
「わかってくれていると思っていたのに」
「うまく伝わらない」
などはまさしく認知のズレによるトラブルです。

相手の話を聞く時や、起きた出来事を理解しようとする時、
頭のどこか片隅で構いません。

「これはあくまで自分の認知によって得ている自分だけの理解だ」 

そう意識することによって、他の人が違う理解をしたり、全く新しい発想が出てきた時に、柔軟に受け止められるのかもしれません。
私たちが『唯一の世界』だと思っているもの、真実だと思っているものは、
あくまで自分の認知を通した、自分だけの世界でしかありません。

人の数だけ認知があり、それはつまり人の数だけ世界がある。
そう考えると、多種多様な考え方や、様々な価値観なども認め合えてゆけるのかもしれません。


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2017年7月23日日曜日

信じるか信じないかは、あなた次第です


夏といえば?
海、祭り、スイカ……色々ありますね。
私はなんといっても、怪談です。
好きなんですよ、怖いもの。

昔は夏になると、テレビでは連日のように怖い話をやってました。
時代の流れなんですかね、減りましたね。
『あなたの知らない世界』とか、懐かしいなぁ。

どうして人は怖い話に惹かれるのでしょうか。
怖い話で涼しくなろうなんて、こじつけもいいところです。
怖い話はビクビクして毛布にくるまって楽しむものです。

人は、非日常を求めています。
日常の中に、「あるはずのない」「あってはならない」危険や恐怖を感じることで、安全を確かめて安心しようとします。

ジェットコースターも同じ心理で、我々の日常にほんの少しの危険を取り入れることで起きるアンバランスを楽しんでいる面もあります。

つまり人は、普通であること、安全であることに停滞すると、それを揺るがしてくれる存在を求めるということです。

わざと危ないことを冒険したくなったり、
少し危険な香りのする異性に惹かれたり。

もし、人生を生きていて、安定した日常に退屈したり、守られたルールから飛び出したくなったりする時があるなら、それは刺激を求めているのかもしれません。

しかしそれは、あくまで安定した現状を確かめようとする行為。
一時の刺激ならよいのですが、そのせいでせっかくの安定を手放してしまってはきっといつか後悔します。

刺激や危険を求めるときは、

「あぁ、今時分は満たされているのだな」

そう考えてみてください。

そうすれば、日常のありがたみが、失うものの価値が再確認できるかもしれません。
刺激や危険は用法、容量を守って、ということですね。


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2017年7月22日土曜日

マザコンの定義とは?


ネットを見ていて、『マザコン男子を嫌う女性』というトピックスと、それに対するネット住人たちのコメントを見ていて、面白い考察を見つけました。

日本では、過度に母親を大事にしたりすることを『マザコン』と敬遠されがちです。しかしアメリカでは、男性が母親を大事にするというのは、精神的に健全である、というアピールでもあるということだそうで。

例えば、
母親の話題をよく口にする、というのは「自分は家に母親がいる家庭で育った」ということで、つまり母子家庭などではなく、家族が揃った健全な家庭である、というアピールである。

そして、母親に対して愛情を示すのは「子供の頃自分は母親に愛されて育った」ということで、だから自分は愛情に満たされているので、人を愛することも出来る人間だ、というアピール。

そして最後に、母親を大事にしているというのは「家族である女性を大事にする」ということで、つまり恋人に対し、あなたが奥さんになった時に私はあなたを母親と同じように大事にしますよ、というアピール。

そんな、人間性のアピールという意図があるとのことでした。
その考察がどの程度根拠のあるものなのかはわからなかったのですが、
なるほどそういう一面もあるのか、と納得させられてしまいました。

この背景には、日本とアメリカの『親子関係』の違いもあるとは思います。
アメリカなど欧米は、子供に自立を促す文化が強く、
大人になってからも母親を大事にするというのも、あくまで自立した人間として、家族を愛しているという理解があるのでしょう。

一方日本は、どちらかと言えば親子の依存関係が強い文化ですので、
大人になってからの母親との距離感の近さというのは、未成熟な印象として映るのではないだろうか。
そんな考察も付け足すことができるのではないかと思います。

考えてみると、日本でいうところのマザコンとうのは、
母親に対する愛情が強いというよりも、
母親に依存して、自立していない男性のことを指している場合が多い気もします。

こんな風に、文化によって印象の変わる事って意外と多いんですよね。
カウンセリングの技術も、海外の発祥の療法が多く、日本国内でカウンセリングをする場合は、それらを少し日本人向けにカスタマイズする必要があると、常日頃から私も感じています。

文化の違いって、何気ない価値観や言葉にも表れるものなんですね。


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2017年7月19日水曜日

LOVE と LIKE の違いとは


カウンセリングをしていると様々な相談を受けます。
もちろん一人一人詳しく聞いていくと、相談の内容は違うのですが、大きく分けた時の相談の種類のなかに『恋愛相談』というジャンルがあります。
恋愛に悩む人は多いんですよね。 
そこで、ちょっと似合わない気もしますが、『恋愛感情』というものについて少し今日は扱ってみようかと思います。

よく聞くお悩みとして、
「人としては好きなのだけど恋人として見れない」
そんな風に言われる、というケースがあります。

所謂、『like』と『love』の違いというのでしょうか。
この二つの『好き』、いったい何が違うのでしょうか。

これはあくまで、私がこれまで色々な形の相談を受けてきた上での経験的な分析なのですが、
「人として好き」な相手というものは、自分に似た部分を持っていたり、親近感を感じる、そういった相手に対して感じることが多いようです。

逆に、「恋愛感情の対象として好き」は、自分とは違うタイプ、自分の持っていないものを持っている人に対して感じることが多いようです。

それはもっと深掘りしていくと、自信のコンプレックスが関係していったりするのですが、今日はそこまで深堀はしません。あくまで恋愛というカテゴリでのお話です。

人は自分に無いものを求める傾向というものが確かにあります。
ですが、同時に自分には無いものを、相容れないものとして拒否する場合もあり、そんな二律背反な性質があります。 
これらの性質を上手く利用して、恋愛感情を抱いてもらいやすくすることも可能かもしれません。
初めに挙げた例のように、
「人として好きなだけで恋愛に発展できない」
という場合ならどうでしょう。

ただ人として人として好きなだけでは終わらず、恋愛対象として見れる相手というのは、
ある程度、自分と似た部分を持ちつつも、自分とは違う側面も同時に持っている。
そんな安心感と意外性の両立に人は恋愛感情を抱くのではないでしょうか。

もし今、意中の人がいるならば、
まずはその人と共通部分を見つけて、親近感を相手に感じてもらえるとまずは人としての距離が縮まりやすくなるでしょう。
その上で、相手には無い自分だけの個性を見せる。
それが、相手と正反対な特徴であればあるほどギャップとなり、その意外性は特別な対象として見る目が変わってくるのかもしれません。

もちろん、その見せ方や伝え方にも工夫は必要でしょうが、
「相手との関係性をより親密にしたい」
「特別な関係になりたい」
そんな時の有効な方法の一つとして試してみてください。


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2017年7月17日月曜日

熱中症対策と心の健康対策の共通点


さてこの猛暑日が続く中、熱中症の話題をよく耳にします。
仕事や学校、家事など、どうしても日中動かなければならない方も多いと思います。
そうなると当然ながら、熱中症対策も怠るわけにはいきません。

水分をきちんと定期的に取る、というのはよく言われますが、
これは「喉が渇いたから水を取る」では遅いそうですね。
喉が渇いたと感じる時には、もう軽い熱中症は始まっているとのことで、水が飲みたいという欲求を当てにするのではなく、こまめに水分を摂取することが大切なのだそうです。

後は塩分補給も欠かせません。
私は汗をかいた後はタブレットの塩分補給などで対策をとっています。

と、心理に関係のない話になっていますね。
敢えて無理やりこじつけるわけではないですが(笑)

「喉が渇いたと思う時にはすでに体は水分を欲している」
 という部分でしょうか。
私は常々、『頭』よりも『体』の方が自分のことをよくわかっていると感じています。

例えば、「嫌だ」と思うことに対し、頭ではそれほど嫌だと思っていなくても、積み重なっていけば体が反応していく。
分かりやすいところでは、無自覚なストレスでお腹が痛くなったり、頭痛が起きたりなどですね。

我々は、自分のことを把握しているつもりでも、意外に把握できていない部分が多くあります。
その反面、体はきちんと自分の状態を把握できていることもまた多くあります。

なのでカウンセリングの中では、体の反応に注目してもらい、
「今、自分に何が起きているのか」
と体に意識を向けてもらうアプローチを私は多用します。

そうすることで、頭(思考)では気付けなかった自分の思いや感情に、繊細に気づくことができる。そんな効果があります。

心の状態も体調も、体に聞いてみるということです。
何か違和感を感じているのであれば、その違和感を『考える』のではなく『感じ』てみる。
すると、意外とシンプルな答えがそこには見つかるかもしれません。


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2017年7月15日土曜日

そろそろ疲れてしまう時期


7月ももう半ばですが、この時期はカウンセリングの相談テーマに一つの傾向があります。 それは、4月から新社会人や新入学生となった方たちが、新しい生活に慣れ始めた頃に違和感を感じ始める時。

そんな違和感で一般的にも知られるケースとして、五月病というものがあります。
「7月なのに5月病?」
と思われるかもしれませんが、5月あたりから始まった違和感が、自分の中でどんどん大きくなってきて抱えきれなくなるのが今の時期に多かったりします。

他には燃え尽き症候群などもありますが、
それらは根底には同じ原因も多く、所謂、新しい環境への不適応というものが挙げられます。

ではそれらの改善には何が有効なのでしょうか。
まず一つとしては、自分の今の状態を客観的に見る機会を持つこと

特に燃え尽き症候群などは、多くの仕事やタスクを抱える中で、自身の状態を見失ってしまい、疲労や心配事などを顧みず頑張り過ぎてしまった結果の、情緒的な不安定などが考えられます。

この、『自分の状態を見失う』というのが人の心には大変なストレスとなり、体の不調や心の不調も無視できないレベルまで大きくなってしまうということがあります。

少し長めの休みを取って、自分のための時間を使うというのも有効ですが、
なかなかそれができない状況であれば、自分のことをしっかりと見つめ直すためにカウンセリングなどを利用するというのが改善の第一歩としては効果的でしょう。

多くの悩みや不調は、外からの働きかけで改善するものもよりも、自分の中にある改善策を見つけ出すことが、最も自分に合った効果的な方法となります

自分に何かわからない違和感を感じているなら、
その違和感自体が改善のサインだと思って、自分の感覚に素直に従ってみて下さい。
そうすればきっと、本来の自分の力が発揮できるようになるはずです。


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2017年7月12日水曜日

初収穫


今日の夕飯は、今年の夏前から始めた家庭菜園で実った野菜を収穫して食べました。
とはいえ、収穫までこぎつけたのは初めての経験。
量は少なく、ミニキャロットなんて小さな小さなものだったのですが、それでも立派に野菜の味がして美味しく食べられました。
自分で作ったと思うから、ことさらそう感じるのでしょうね。

とりあえず今回の収穫は終わったので、次に栽培する野菜を検討中なのですが、今回の経験からたくさんのことを学びました。

水のやり過ぎはよくない。
間引きはタイミングが大事。
プランターの大きさも、植える植物によって考えなければならない。
外気温にも注意を払って、時には日陰に、時には日の当たるところに置く。

……などなど、次回に活かせる反省点や教訓がたくさんありました。

今回は、ある視点から見てみると、上手に育ち切らなかった野菜も多く『失敗』だったのかもしれません。
ですが、また別の視点から見ると、
少しでも野菜が実ったし、そして次回に活かせる教訓もたくさん得れた『成功』だったとも言えるでしょう。

『成功体験』という言葉があります。
それは何も、大成功した経験のみを指すのではなく、
極論を言ってしまえば、失敗した経験だって次に活かせるのであれば、成功とみなしても良いものです。

そう考えると我々人生の中で、全ての経験は、結果はどうあれ『成功体験』として捉えることもできます。

悩みや課題を解決する時には、過去の成功体験を使うことはとても有効になり ます。
しかし多くの人は、自分の過去の経験から成功を見つけることを難しく感じられるようです。

少し視点を変えるだけで、どのような経験にだって成功体験になる。
そう思えば、これまでの人生は多くの実りある成功体験の連続と、
そう考えることができるのではないでしょうか。


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2017年7月11日火曜日

子供の叱り方


先日の記事でも書きましたが、藤井四段の活躍により最近将棋ブームが起きているそうですね。
それに伴い、子供に将棋を習わせる親も増えているそうです。

確かに子供の頃から習い事をすることは、子供の教育にもよく、社会性や学ぶ力などを養うにも良い方法です。
多くの親御さんは、やはり子供に優秀に育ってもらいたいという思いがあるのでしょう。 私の子供の頃も、そろばんや公文などたくさんの習い事が溢れていました。

しかし、そんな親の期待も、時には子供の負担になってしまい、逆に子供の将来に影を落とすようことになってしまっては逆効果。

そこで今回は、子供と接する時のコツを一つ。
それは、『叱る時』

子育ての中で、躾や間違いを正すことは必要不可欠となります。
ただ、うまく叱れないという声はカウンセリングの中でもよくテーマとなります。
そこで、このような考え方をしてみると、子供を上手に叱れるようになります。

大事なポイントは、『叱る』ことと『怒る』ことは別だということ。

叱る時に「つい怒っているように叱ってしまう」という親御さんも多いのですが、
実はその二つは全く違うものなのです。

『怒る』とは自分の中にある怒りの感情を表現すること。
その際に、その怒りの感情を子供にぶつけているのであれば、それはただ自分の為に怒っているだけです。
子供の側からすると、怒りの感情をぶつけられているだけで、そこから得るものや教訓を感じられないことが多くあります。

対して『叱る』とはどういうことか。
これは、自分の感情のままに行うものではなく、相手の為を想い、相手の為に必要なことを伝えるために戒めること。
つまり叱るとは、自分の為ではなく、相手の為に行われる行為なのです。

叱られた子供は、しょげてしまったり悲しむこともありますが、きちんと自分の為を想っての行為だということが伝われば、そこに親の気持ちを感じて、素直に受け入れることがしやすくなります。

ついつい混同しがちな、『叱る』と『怒る』。
日常的に子供と接する機会のある方は、子供に対する自分の行動を意識してみてください。
すると、怒った時と叱った時の子供の態度が違うことも感じ取ることができるのではないかと思います。


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2017年7月10日月曜日

人は分かり合える


私は海外のテレビドラマを見るのが好きなのですが、その中に『GRIMM/グリム』というドラマがあります。
このドラマは、サスペンスファンタジー刑事ドラマというジャンルで、グリム童話のキャラクター達が実在するという設定の現代社会における、ダークファンタジーです。

昔話というのは日本にもありますが、不思議なことに海外の童話に出てくるキャラクターと日本の伝承や昔話に出てくるキャラクターやストーリーには、共通点がたくさん見つかります。
これはおそらく、人の持つ根源的な『神秘』や『超常的』なものに対するイメージが、が無意識レベルで同じように捉えているために起きる現象なのではないかと思います。

もちろん土地や海を渡った伝承というものもあるのでしょうが、それでも説明がつかないような、似たストーリーの伝承が各地に残っているというのは興味深いものです。

心理学には『集合的無意識』という概念があります。
これは『普遍的無意識』とも呼ばれ、
人間の無意識下にある、個人の経験や解釈を超えた、先天的な構造領域と考えられています。
簡単に言うと、民族や個人の経験を超えて人の心の中に共通に存在しているイメージの元型といったところでしょう。

そしてこれを提唱したユングは、
「言葉の壁があっても、根源的に共通しているものがあれば、自分自身とも他者とも理解しあえる」
そう述べています。

確かに、基本的な捉え方が違えばお互い分かり合うことは難しいかもしれません。
ですが、人間という大きく見れば同じ種類の生き物であれば、その根っこのところは同じ世界を見ており、相手のことを理解し、自分の解釈を表現するという事はきっと可能なのでしょう。

これは人間関係で悩む我々現代人にとっても希望となるような考え方なのではと思います。

他者と分かり合うこと、理解し合うことに難しさを感じている方も、
「どうせわかりっこない」と諦めてしまうのではなく、人が本来が持つ根源的な共通の意識や、相互理解の力をもっと信じてみる。
それが、深いレベルで繋がり合える人間関係のヒントになるのかもしれません。


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めでたいのにストレス?


今年の夏は本当に暑いですね。
まだ7月も上旬だというのにここ数日は真夏日が続いています。
更に梅雨ということもあり、ジメジメとした不快指数も高く、ついイライラしてしまう人も多いのでは。
確かに気候というのは人の気分に影響を与える大きな外的要因です。

避けようのないストレスというのは厄介ですね。
しかし、人生には避けられないストレスというのがたくさんあります。

さるアメリカの心理学者が、人生におけるストレス値の高いライフイベントをランキングにしたものがあります。

『ストレスマグニチュード』というものですが、一部を紹介しますと、

1位:配偶者の死
2位:失業・雇用
3位:離婚・別居
4位:親族の死(ペット含む)
5位:刑務所等の施設
6位:怪我・病気
7位:結婚
8位:解雇・失業
9位:家族の健康上の変化
10位:退職
11位:妊娠
12位:配偶者との和解
13位:家族構成の変化


と、これ以降も続きますがこの辺で。
このランキング、納得できるところも多いのですが、ちょっと首をかしげるものも入っていますね。

『結婚』や『妊娠』というのは一般的には、めでたいイベントという扱いで、ストレス要因というには違和感を感じます。

ストレスというと、イコール悪い事と捉えがちですが、本来の意味は外部からの刺激全般を指します。

良い事だろうが悪い事だろうが、変化を伴う出来事にはストレスはつきものということです。

マリッジブルーなどはよい例かもしれませんね。

なのに、めでたい出来事に対してストレスを感じるのは良くないと考えて我慢をしてしまう人も多いようです。
周囲がそれを許してくれないというのもあるかもしれませんね。

出来事の内容に関係なく、本人がストレスと感じるのであれば、解消等の対処が必要です。

何がストレスなのか、それを決めるのは常識や周囲でなく自分自身です。


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2017年7月8日土曜日

未知のものへの恐怖


「生きるって事は、変わるって事さ」
これは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で加持リョウジさんのセリフです。
人生には、自分が望む望まざるに限らず、変化を求められるということは往々にしてあります。
そんな私も、この度大きな変化を選択することとなりました。

とまぁ仰々しく書いてしまいましたが。
自宅のパソコンを買い替えまして、それに伴いOSを今まで固執していたWin7からWin10へ乗り換えるという決意をしたわけです。
使い慣れたOSを変えるというのは、パソコンで色々と作業をする自分にとっては結構大きな壁でした。
不具合や使い辛さの報告なんかも結構ありましたしね。
ですが、このタイミングでパソコンを新しくするとなると、サポート期限も考えるとWin10にした方が懸命だろう、ということで決断とあいなりました。

まだ使用2日目ですが、今のところの感想としましては。
「思ったより使い勝手いいじゃないか」
と今までの拒否反応が懸念だったことに安心しています。

人は、変化というものに対して抵抗を感じるものです。
その理由のひとつとして、『未知なるものへの恐怖・不安』というものがあります。
平たく言うと、人はわからないものが怖いんですね。

未知のものというのは、今までの経験が通用しなかったり、新たな対策を求められることがあるので、どうしても避けがちになってしまいます。
ですが、未知のものに対する恐怖には、『自ら作ってしまっているもの』も多くあります。

想像力が豊かなばかりに、
「もしかしたらこんなことになるんじゃないだろうか」
「こうなってしまったらどうしよう」
など最悪の結果を想像してしまう。
それが未知への恐怖に拍車をかけるということが起きてしまいます。

実際は、未知なものに飛び込んでみると、
「なんだたいしたことなかったじゃないか」
なんて安心することだって多いのですが、そこに至るまでがには大変な勇気を要します。

カウンセリングでもそういったテーマはよく扱われます。
そんな時は、未知のものに対して、ネガティブな想像を膨らましてしまうのではなく、しっかりと現実を検討しつつ、時には対策も備え、
そこに感じる不安や恐怖も自覚しつつ、未知のものに向かってしっかりと準備をしてから臨む、ということを行っていくこともあります。

新しいものや、初めてのことに対して躊躇したり、足踏みをしているのならば、一度自分の中で起きていることをしっかり整理してみることをお勧めします。


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2017年7月7日金曜日

コミュニケーションの雑学②


心理学を使ったコミュニケーションの技術で『ミラーリング』というものがあります。
これは近年色々なメディアでも紹介されているので知ってる人は多いかもしれません。
簡単に言えば、
相手の動作などを意図的に真似ることで、安心感や信頼感、親近感などを感じてもらいやすくなる、という技術です。

実はこのミラーリングという現象、技術的な面での認知が広まっていますが、実はもっと本能的な性質なのです。
本来動物というのは、好意を持った相手や親しくなりたい相手の真似をするという性質が本能的にあります

自分の周りを思い出してみてください。
自分と仲の良い人は、話すリズムや動きなど、自分と似たリズムを持っている人が多かったりするとは思いませんか。
似た者夫婦や親友同士など、雰囲気が似ている仲良しさんに思い当たるのではないでしょうか。

それは、元々似たペースやリズム持っているから惹かれ合うというのもあるのでしょうが、逆に、親しくなりたいから、無意識に互いが相手を真似ている、という面も考えられます。

もっと言うならば、子供が親に似るというのも、大好きな親を真似ている結果なのでしょう。
ペットが飼い主に似るというのも、決してペット可愛さの色眼鏡だけ説明できません。

相手と近づきたい。
心理学のミラーリングという技術は、その本能的な欲求を利用した技術ということです。

ということは、相手に対して行うコミュニケーションの技術という使い方だけではなく、相手の気持ちを読み取る、分析のツールとしても使えるとは思いませんか。

自分と話す時はペースを合わせてくれる。
気が付いたら自分と同じような姿勢や表情をしてくれている。
なぜか自分とウマが合うな、
何か似たところが感じるな、

そんな相手は、本能であなたと親しくなりたい、もっと仲良くなりたいという気持ちを持っているのかもしれません。

そう思って自分の人間関係を意識してみると、つい見逃しがちになっていた大事な人に気づけるかもしれません。


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2017年7月6日木曜日

マスク依存症という流行


ここ数日猛暑日が続いていますね。皆さん夏バテは大丈夫ですか?

今日の出勤途中、この暑さの中にでマスクをしている人を見ました。
その人がどういう目的でマスクをしているのかは定かではないですか、
最近は『マスク依存症』という言葉があるそうです。

これは、本来のマスクの用途である花粉や風邪への対処ではなく、
ファッション感覚や別の目的をもってマスクをつける事を指すそうです。

特に女性に多い傾向ということですが、
女性の場合はマスクをすることで化粧をせずにいられるこという利点もあるそうです。
確かに女性の化粧は、外出のたびにと考えると億劫なものなのでしょうね。

そして心理面の理由としては、
顔を隠すことによって心理的な安心を得るというのもあります。
特に、外見にコンプレックスがある場合は、マスクで隠すことが目的となりますが、
特にコンプレックスがなくとも、マスクで顔を隠すことにより心理的な安心を得られる効果はあるそうです。

近いところで言うと、サングラスなども同じような効果があります。
『外の世界』『自分の世界』を隔てるものを挟むことにより、 自分を守ろうとする。
そんな、心理的な欲求が満たされるのでしょう。

個人的には、心理的不安感を減少するための対処法という意味では、頭ごなしに否定するつもりはありません。
しかし本来であれば、そのようなガードをせずとも安定が得られるのが望ましいところです。

この心理の根底には、自尊心や自己肯定感の低さなどが関係しているのではないかと考えられます。
特に若い世代の自己肯定感の低さは、私が普段現場でカウンセリングをしていてもテーマとして挙がることは少なくないように感じています。

自分という存在に自信が持てないというのは、実は他者や対外的に対してというよりも、その根本は自分自身が自らにそう感じているというところがあります。
近年、『醜形恐怖』や『臭気恐怖』など、自分に対しての過度な不安という症状は、若い世代を中心に増えているという統計もあります。

先ほど言ったように、心の安定を図るための対策というのはある程度であれば良いとは思いますが、それが社会生活を送る上での障害となっているのであればまた話は別でしょう。
実際マスク依存症に関しては、顔の表情が動き辛くなリ表情が乏しくなる。言葉が発し辛くコミュニケーションが減ってしまうなどの弊害もあるということです。
普段からマスクをすることが当たり前になっていると、社会的にマスクをすることが許されない場面でも手放せなくなるということも起こり得る危惧ではないでしょうか。

勿論マスク依存の全てではないにしろ、その根本が『自己肯定感の低さ』という所にあるのであれば、まずはきちんと自覚をすること。

そしてその上で、自己肯定感を高めてゆく
それは分かりやすく言うのならば、『自分をもっと好きになる』『自信を持てるようになる』ということが、根本的な改善策として有効でしょう。

その原因は、一概に言えるものではなく人により様々です。ならばその改善の方法もまた人によって違うでしょう。
その過程では、ある意味、『自分としっかり向き合う』という作業がそこには必要になってくるのでしょう。

そういった機会を持ってみたいと思った方は、カウンセリングなど専門機関への相談をしてみてください。
サングラスやマスク越しではない世界は刺激も多いですが、得られるものもきっと多いはずです。


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2017年7月3日月曜日

カウンセリングと将棋は似ている?


最近、将棋がブームになっていますね。
その火付け役はもちろん藤井聡太四段。
先日惜しくもストップしてしまったものの、プロデビュー以来無敗29連勝は凄い記録です。
これは、私の世代では2度目の将棋ブームと記憶しています。
私が若い頃は羽生善治棋士が将棋ブームの立役者でした。

そんな時代という事もあり、私も結構将棋好きなんですよね。
決して強くないし、むしろ弱いんですが、将棋の面白さは十分知っているつもりです。

私のような下手くそが言うのもおこがましいのは百も承知ですが、
将棋は本当に奥が深く、様々な能力が求められます。

数手先を読む『先読み力』
相手の手・心理を読む『分析力』
一瞬たりとも気を抜けない『集中力』
無限に広がる展開を想像する『イメージ力』
そんな中で、自分の手を局面によって選択する『判断力』
それら全てを活かす『応用力』

それらを総合的に用いながら、9×9=81マスから生み出される宇宙を創造してゆく頭脳ゲームです。

そんな『将棋』『カウンセリング』は似ているところがある気がします。

カウンセリングでも、同じ局面などというものは1局もありません。
相談者と共に、二度と訪れない瞬間の連続に対し、我々カウンセラーは全ての能力を総動員しながら新たな局面を創造してゆきます。

ただ話を聞いているように見えるだけでも、頭をフル回転しながら、感覚を鋭敏にしながら臨んでいます。

対局に真剣に向き合っている棋士たちを見ていると、
カウンセリングを行っている私たちの姿と重なるものを感じます。


……でも、私将棋は弱いんですよね。
カウンセリングはそれなりに優秀だと自負しているんですけどねぇ。
きっと、カウンセリングを行っている時の私の状態で、将棋を行えばもっと強くなると思うんですけどね。
なかなかうまくはいかないものですね。


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プロカウンセラーになるための実践WS 開催しました


7月1日に毎月恒例の『プロカウンセラーになるための実践ワークショプ』を開催していました。

毎回テーマを絞って行っているこのワークショップですが、今回のテーマは『ケース解説』でした。
実際に行われたカウンセリングを、解説しながら振り返るという内容です。
※勿論相談者の方の許可を頂いたうえで撮影したものです。

他人のカウンセリングを見る機会というのはなかなかないものです。
勉強会やワークショップなどでオープンカウンセリングを行われることはありますが、
その多くが「こういう技術を見せますね」というコンセプトで行われているもので、
しかも、相談者役もカウンセラーが多いので、現場のカウンセリング独特の空気は再現することが難しいものです。

しかも今回使用したDVDは、継続中のカウンセリングでした。
初回のカウンセリングとはまた違った、継続しているケースだからこそ起きること、信頼関係が築かれている関係性で行われるリアルなカウンセリングを見ていただけたのではないかと思います。

参加者の皆さんからも、「貴重な映像を見た」と嬉しい言葉を頂きました。

これからも本ワークショプでは様々なテーマで、現場で活かせるカウンセリングのトレーニングを提案していきます。

現在活動中の方も、これから活動を考えている方も、
カウンセリングを勉強・練習したいと思われる方は是非ご参加ください。
※参加はカウンセリングを学んだ経験のある方に限らせていただいております。

次回開催は8月7日(月)13:00~16:30
参加料:5,000円
お申し込みは↓
カウンセリングオフィス+αお問合せフォーム(クリックでリンク先へ)
※ご希望のメニューに「各種イベント」
お問い合わせ内容に「8月の実践WS参加希望」
とご記入ください。

2017年6月30日金曜日

折り返し地点


今日の西日本は朝からすごい雨でしたね。
この私が目覚ましアラームが鳴る前に雨の音で起きるほどでした。
梅雨入りしてからすっかり雨がご無沙汰でしたが、まとめて降ったような雨量でした。
改めて梅雨という時期を意識して気づきました。

え、もう今年も半分過ぎたの?

いやー、早い!
まだ今年の正月なんてつい最近の出来事だと思っていましたが、そうですかもう7月ですか。

今年の夏は暑くなるそうですし、極端な気温が苦手な私としては辛い季節になりそうです。
だからこそ、季節に負けないように、年々忍び寄ってくるオジサン化に負けないように、
日々の健康管理と体力作りを頑張らねばなりませんなぁ。

カウンセリングのことでは、
夏という季節は、気持ち的には比較的アップしやすい季節ではあります。
逆に冬はダウンししやすい傾向にあるので、「抑うつ」「気持ちの落ち込み」などを訴える方が多いのに対し、
夏は「目標達成」「ステップアップ」などの自己成長的な相談を持ち寄る方が多い印象です。

(もちろん、比較的という話ですからね、お悩みや相談の内容に季節に関係ないことだって多いですよ)

今年ももう折り返しと考えると焦ってしまわなくもありませんが、
だからこそ良い一年に出来るよう、後半戦スタート!の気持ちで切り替えていきます。


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2017年6月29日木曜日

ため息をつくと幸せが逃げていく?


疲れたり憂鬱な時、つい『ため息』をついてしまいますよね。
確かにため息交じりでうつむいている様子は、客観的に見るといかにも
「あーしんどいわー」といった印象を与えがちです。

そのせいか、『ため息を吐くと幸せが逃げる』なんていう迷信もあったりします。
本当にそうなのでしょうか?

アメリカの心理学系メディアでは、ため息についての研究の中で、

「ため息は、気持ちの鎮静作用や自律神経を整える、ストレッチのような作用がある」

そのような説もあるとのことです。

確かにため息とは名前のイメージがよくないですが、やっていることは深呼吸に近いんですよね。

特に、緊張状態やストレスフルな時は、呼吸も早く浅くなり、肺や筋肉が縮こまって固くなってしまいがちです。
そんな時に、大きく息を吸い込んで、ゆっくりと深く長い息を吐く。

そんなため息の動作は、固まった体をほぐしてリフレッシュさせるには最適な方法ともいえます。

実際私もカウンセリングの中で、気分の落ち込みや、不安、恐怖のコントロールに不具合を感じている方に対して、呼吸を調整することでのリラクセーションを施すこともあります。

ため息というと、ネガティブな動作として捉えてしまいがちですが、
実は心身の状態を整える、効率の良い動作なのかもしれません。

自然にため息が出てしまう時、
体や心が疲れていて、自分では気づいていないけれど体がリラックスを求めているサインなのかもしれませんね。


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2017年6月28日水曜日

植物と語ろう、人と語ろう


これまで何度も挫折してきた家庭菜園ですが、今回は好調ですよ。
ちゃんとプランターも新調して、土も数種類揃えて、日当たりや水の量も調べながら調節して育てています。




ミニラディッシュと二十日大根。



こちらはミニトマト。

画像はひと月ほど前のものなので、今はもっと育っています。
二十日大根とミニトマトは食べごろまで実ったものから収穫して、我が家の食卓に並んでいます。

ちっちゃい野菜だし、お店で買ったものに比べると甘さも足りないけど、
自分で育てた野菜だと可愛くて、美味しさも実際以上に感じますね。

これまでも幾度となく失敗してきたのですが、植物の栽培は難しいものです。
水が足りないのかやり過ぎなのか、
日光が足りないのか直射日光は控えた方がいいのか、
間引きはどのくらいの程度で行えばいいのか……。

植物が自分で教えてくれたらいいのですけどね。
「おい、水が多すぎるぞ!」
「もっと太陽を浴びさせてくれよ!」
「ちょっと栄養が足りないなぁ、土を変えてくれない?」

そんなふうに植物とコミュニケーションが取れたら、もっと失敗なく育てられるでしょうに。
当たり前ですが植物と会話はできないので、試行錯誤の毎日です。

そう考えると『心理カウンセリング』というのは、言葉によるコミュニケーションが行えるぶん有利なのかもしれないな、と思います。
相互的なコミュニケーションの取れない植物よりも、
言葉をはじめ様々な形態でのコミュニケーションが行える人間同士ならば、
通じ合える、分かり合えることははるかに多いはずです。

なのに我々は、人間関係に悩みます。
互いが正直に言葉を交わせば、すれ違いや誤解なんて存在しないはずなのに、
同じ言葉を交わし、同じ社会で生きている人間同士でも、分かり合うことは困難です。

複雑な『言葉』や『心』を持った結果、植物のようにシンプルで素直な交流を邪魔しているのかもしれませんね。
そしてそれは、他者とのコミュニケーションだけでなく、自分に対しても同じことが起きます。

他者と分かり合うためには、まず『自分自身』と分かり合う事が必要なのだと、
私はそう思っています。


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2017年6月27日火曜日

赤い口紅は若く見えるらしい



ここ数年、赤い口紅が流行しているようですね。
赤い口紅というのは華やかな印象もあり、好まれるのも理解できます。

しかし、他にも理由があるそうで。
赤という色は、顔色にコントラストを強くつけるので若く見える傾向にあるのだそうです。

特に、加齢により肌の色がくすんだり、まゆ毛や唇の色も薄くなってくるのだとか。
なので濃い赤の口紅をさすことで、全体の顔色に濃淡がはっきり強調されるため、若々し印象になるそうです。

赤い口紅が流行すると景気がよくなる。
そんな統計もあるそうです。

確か、景気が良い時はミニスカートも流行する、というのも聞いたことがあります。
これは、女性の流行が経済に影響を与えるのか、
それとも経済状況を感性の鋭い女性たちがいち早くキャッチして流行に取り入れるのか、
因果関係は諸説諸々ですが、何かありそうですね。

顔色が赤色でコントラストが協調できるなら、
性格にも同じことが言えるかもしれないと思いました。

何か一つ特出した性格傾向がある。
そういう人は、印象に持たれやすかったり、所謂『キャラが立っている』と言われる人たちなのでしょうね。
ただし、良くも悪くも、どちらでも言えることなのでしょうが。

「自分の性格にもっと特徴を持たせたい」
「自分を変えたい」
そんな風に思っている人がもしいれば、
正確にコントラストを意識してみる、というのも方向性の一つかもしれません。

ただ私は個人的には、ありのままのその人らしさが一番魅力的だと思いますけどね。


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2017年6月26日月曜日

コミュニケーションの雑学



日常で人とコミュニケーションを取る時に、良い印象を持たれたいと思うものです。
そりゃね、嫌われるよりは好かれた方がいいですし、
人間関係が上手くいくかどうかによって、仕事の結果にも影響することはありますものね。

コミュニケーションでは『見た目』で大きく左右します。
とはいえ、「イケメンに限る」という話ではないのでご安心を。

見た目というのは顔の造形だけに限らず、視覚的に受ける印象のことです。
体系や服装、動作なども総じて視覚的な情報として相手に与える印象となります。

『ノンバーバル・コミュニケーション』と呼ばれるコミュニケーションの種類ですが、
軽んじてはいけないもので、時には言葉より大きなメッセージとなります。

そんなノンバーバルの中で、『表情』について一つ。

自分の顔を、鏡で見た時と写真で見た時では違っているという経験あるのではないでしょうか。
理由は色々とありますが、その中で『左右反転』というのがあります。
鏡は左右が反転して映るもの。当然自分の顔を鏡で見る時も反転しています。
だから、鏡で見る自分の顔は本当の顔とは少し印象が違います。

左右にそんなに違いがあるもの?
そう思われるかもしれませんが、
米国の心理学者によるこのような研究結果もあるそうです。

ポジティブな感情は顔の右側に、
ネガティブな感情は表情の左側に表れやすい。

これを応用するなら、
相手に対して嫌な気持ちを抱いていて、それを悟られたくない時は、
顔の向きを右側が見えるようにすると、内面の気持ちを悟られにくくなるかもしれません。

逆に、相手に対して好意的な気持ちを伝えたい時などは、
右側の表情がよく見えるようにすると、より気持ちは伝わりやすいかもしれませんね。

とはいえ、『ノンバーバル・コミュニケーション』の理屈で言うなら、
表情も印象の一つに過ぎないわけで、
自分でも無自覚に、声のトーンや微細な体の反応でも相手に伝わる時は伝わってしまうでしょうね。
頭を撫でてもらっている時、迷惑そうな表情をしつつも尻尾を振ってしまう犬のように。

コミュニケーションを取る時の『入り口』とも言える表情について、
工夫をしてみるのも良い人間関係の為には大切なことかもしれません。


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