2016年9月4日日曜日

こち亀連載終了


週刊少年ジャンプで1976年から連載していた長寿漫画、通称『こち亀』がとうとう連載終了を迎えるそうですね。

私がジャンプを購読しなくなってもう何十年と経っているので、ネットのニュースで知ったのですが、なんというか……寂しいものです。
私が小学生の頃にジャンプを買い始めたころにはもう連載していて、当たり前のように在ったものがなくなるというのは、時代の流れを感じずにはいられません。

40年における週刊連載で一度も休載せず、「少年誌の最長連載記録」のギネス世界記録を保持しており、アニメ化、ドラマ化、舞台化とマルチに展開していたこち亀。
銅像まで建てられていますね。
ストーリーものでなく、毎週短編というからよく40年もネタが続いたものだと感心します。

話は変わりますが、私は『声優』さんが好きでして、洋画の吹き替えなどは声をあてる声優さん次第で見る作品を選んでいたほどなのですが、ここ数年は声優会も高年齢化なのか。長寿番組の声優の交代劇があったり、ベテラン声優さんが亡くなったりと、こちらでもやはり時代の流れを感じます。
ドラえもんやルパン三世は声が代ってからはどうもしっくりこなくて見ることもなくなりました。

私がもう世間的におじさんと呼ばれる年齢ですので、時代の変化を感じるのは仕方がないことではありますし、そうした変化が新しい風を起こし、また活性化してゆくというのも頭ではわかるのですが、やはり個人的な気持ちとしては寂しさを感じてしまいます。

「頭ではわかっちゃいるんだけど納得できない」
カウンセリングの中でよく相談者さんが仰います。
『理解すること』と『気持ちで受け止められること』は別です。
そんな時、心理療法として必要なアプローチは、
気持ちに素直になること。

いくら正論だろうが、心はそんなに合理的には働きません。
だから私も、この時代の流れに対応できないこの気持ちは無視せず持っていたいと思います。

ただし、偏屈になって頑固親父にならないように、
上手に世の中と折り合いをつけながら、自分に正直で在り続けようと。
こち亀という一つの時代の終了という出来事に、自分の年齢を感じたそんなエピソードでした。

 
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