2016年8月29日月曜日

日本カウンセラー学院 無料体験レッスンを行います

ちょっとお知らせです。
私が講師をしております、カウンセラーの資格取得学校『日本カウンセラー学院』の秋期開講に伴い、入学者の最終募集中をしております。
日本カウンセラー学院HP(クリックでリンク先へ飛びます)

パンフレットやホームページの情報だけで伝えられない、実際の講義の雰囲気を体験していただけるよう、無料体験セミナーを実施します。
セミナーでは、当学院の講義内容からテーマに沿った内容をお伝えする予定です。

無料体験レッスンのお申し込みはこちら⇒日本カウンセラー学院 無料体験レッスン

テーマは、『90分でわかる心理カウンセリング』ということで、
言葉は知っているけどその中身はいまいちわからない、そんな心理カウンセリングのついて、
・どんなことをするのか
・なぜ悩みが解決できるのか
・ただの「相談」とは何が違うのか
・カウンセリングをするにあたって必要な心理とは

などをわかりやすくお伝えします。

当学院は、初めて学ぶ方でもわかりやすく心理カウンセリングを身につけられるカリキュラムをご用意しております。
既に心理カウンセリングを学んだ経験がある方でも、実践的な現場のカウンセリングが学んでいただけます。

無料体験レッスンでは、講義の内容はもちろん、取得できる資格についてもご質問をお受けしますので、気軽にご参加くださいませ。

お会いできるのを楽しみにしています。

無料体験レッスンのお申し込みはこちら⇒日本カウンセラー学院 無料体験レッスン

2016年8月28日日曜日

一言カウンセリング④~「過去の経験は消すことはできない。だが思い出にはすることはできる」~


「過去の経験は消すことはできない。だが思い出にはすることはできる」

トラウマ。正式には『心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder)』。
通称『PTSD』とも言われますが、もはや説明の必要もないほど認知された言葉です。

本来の意味合いは、
生命が脅かされるような出来事(戦争・天災・事故・犯罪・虐待)などによる強い精神的衝撃が原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしている障害。
ということなのですが、そんな細かいことは言いっこなしでしょう。

言葉の意味は時代とともに移り変わってゆくもの。
「過去の経験によって現在の日常生活に不具合をきたす状態」
そんな風に若干広い意味で定義してもよさそうな気がします。

そのトラウマ。
カウンセリングをしていると、相談者本人からトラウマについて語られることは少なくありません。

そんな方たちの中には、
「過去の出来事は変えられない。だから一度トラウマを負ってしまったらもう立ち直れないんだ」

そう嘆く方もいらっしゃいます。
確かに、過去の経験は変えることはできません。
それこそ、私の大好きな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくるタイムマシン・デロリアンで過去に戻りでもしない限りは、過去の体験をなかったことにはできません。

しかし、経験を『消す』ことなく、『乗り越える』ことはできるのです。

トラウマから起きる症状の多くは、過去の出来事と本来は関係性がない現在の出来事を繋げてしまったり過剰に反応してしまうことから起きます。
過去の経験が現在まで継続していると言ってもよいでしょう。

どうして出来事としての経験はすでに終わっているのに、心でで感じる経験は終わらないのでしょうか。
一言でいうと、
「感じきれていない」
ことが原因です。

『悲しみ』という感情で例えてみましょう。
とても大きな悲しみがあった時、ある人は湧き上がる感情のままに涙を流し、大声で喚き、悲しみを表現します。
すると、不思議なことに気持ちがすっきりとして切り替えられる時が来ます。
経験あるのではないでしょうか?

逆に、悲しみを押し殺し、自らの感情を否定した時、いつまでも心にしこりが残ったような状態が続きます。
たいしたことないと自分では思っているのに、いつまでもモヤモヤが消えない。
これも経験ある方もいるのではないでしょうか。
それが、「感じきれていない」状態です。

人は経験をしっかり受け止め、感じきることができると、
『体験・経験』を『思い出』として整理できます。

悲しくなくなるわけではありません。
思い出すと悲しみはあるでしょう、しかしそれは
「悲しい」ではなく「悲しかった」に変わるはずです。

トラウマは消すことはできません。
しかし、過去の出来事として整理することはできます。

その為の技術が心理カウンセリングはたくさんあります。


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2016年8月27日土曜日

プロカウンセラーになるための実践WS 9月開催のお知らせ


毎月恒例開催のワークショプ、今月9月のテーマは「フォーカシングを活用したカウンセリング」です。

フォーカシングとは、臨床心理学者のユージン・ジェンドリンにより体系づけられた心理療法です。現代カウンセリングに大きな影響を与える『来談者中心療法』を創始したカール・ロジャースの共同研究者でもあり、来談者中心療法の本質を発展させた心理療法とも言われています。

フォーカシングでは、
「カウンセリングが成功するためには、クライエントが自身の心の感覚に触れられることが重要である」
という考えがあります。

言葉のやり取りのみで行うカウンセリングでは、自身の経験に触れ、その時の感覚を表現することに困難を感じる場面は珍しくありません。
思考で作られた言葉に頼るのでなく、直接的な感覚に焦点を当てるアプローチは、話すのが苦手な方やお子様に対してのカウンセリングでも実践的で効果的です。

言葉では表現できない感覚を扱う、というとわかりやすいかもしれません。
実際私もカウンセリングの現場では、このフォーカシングを応用して、感情を扱う機会も多くあります。

カウンセリングは基本的には対話によって行われます。
しかし、『対話だけ』のカウンセリングでは表面的な話題のみで本質に触れられないまま時間が過ぎていってしまうこともしばしば。

そんなカウンセリングはこう言われてしまいます。
「カウンセリングって話を聞いてもらうだけだよね」

カウンセリングの本質はそこではありません。
話を聞くことはあくまで一側面でしかありません。
対話をしているように見えても、カウンセラーと相談者さん二人の間には、
対話以上のやり取りが行われています。

カウンセリングの技術を増やし、磨きあげることで幅広い対応ができるようになります。

9月の開催日程は、9月5日(月)13:00~17:30
参加費:5,000円(税込)
主催:カウンセリングオフィス+α
申し込み締め切り:9月2日(金)

まだ席はありますので、ご興味のある方のご参加をお待ちしております。
お問い合わせは
カウンセリングオフィス+αお問合せフォーム(クリックでリンク先へ)
※ご希望のメニューに「各種イベント」
お問い合わせ内容に「9月の実践WS参加希望」
とご記入ください。

もしくは名古屋 栄カウンセリングまでお問い合わせお待ちしております。

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2016年8月25日木曜日

リアル脱出ゲーム


最近ちょっとハマってます。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
体験型のイベントでして、基本的なゲーム内容は、
会場内にある謎を解き明かしてその部屋から脱出する、というものです。

以前からインターネットでも脱出ゲームは好んでプレイしていたのですが、
そのリアル版ということで、ゲームを越えた体験的な面白さがあります。

とはいえ、先日友人に誘われて初めて参加してきただけなので、まだ素人同然なんですけどね。
これからも時間を見つけて遊ぼうと思います。

ちなみに公式HPはこちら⇒リアル脱出ゲーム OFFICIAL WEB SITE 
各地に公演会場がるようなので興味があれば是非。

『体験型』というのは心躍るものがあります。
わかりやすいところで言うなら、『お化け屋敷』もそうですしね。
TVゲームのようにモニターを通しての冒険ではなく、
実際に自分の体を動かして、時間の経過を感じながらプレイしてゆくと、
まるで本当に冒険しているかのような高揚感が感じられます。

『疑似体験』が近いのかもしれませんね。
私はカウンセリングの中で、『イメージ』を使った心理療法も用います。

過去の出来事でも、
未来の理想でも、
はたまた塗り替えたい過去の体験でも、
専門技術を使ってのイメージは、『今ここ』での体験的な感覚を感じることができます。

普段のカウンセリングの中で、「イメージに触れる」ということを身近に行っているからこそ、
今回のような体験型ゲームに抵抗なく没頭できたのかもしれません。

非日常を楽しむ。
まさにそんな言葉がぴったりの、新感覚な遊びを見つけた気分です。
 

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2016年8月22日月曜日

質の良い眠り


今年の夏は本当に暑いですね。
日が落ちてからも気温がなかなか下がらず、寝る時も蒸し暑くて寝苦しくて、なかなか疲れが取れないですね。
そんな季節、夏バテにならないためにも、睡眠の質を上げるというのが良いとされています。

眠りの質を上げる方法というのはたくさんありますが、
要は寝ている時にちゃんと体を休めてあげるというのが一番大事です。
日中は忙しく働いている神経を、リラックスした状態にしてあげるというわけですね。

その為に必要なのは、ストレスを減らすこと。
ストレスといっても精神的なものだけでなく、むしろ肉体的なストレスを減らすことが効果的です。

個人的なお勧めとしては、

①食生活を見直す。
別に健康食以外を食べちゃいけないなんてわけではなく、
消化に負担のかからないものを、過度にならない程度に規則正しく取る。
特に夕飯は八分目で抑えておくと良い睡眠に繋がる気がします。

②急激な温度変化を避け、快適な温度を保つ。
暑い、寒いはどちらも体にとってストレスです。暑くて汗べ体がべたべたなんてのも十分ストレスですしね。なので私は最近はエアコンを一日中つけっぱなしにしています。
(電気代的にもつけっぱなしの方が安いという噂もあるそうですよ)

③夜更かしせず寝る時間を一定に保つ。
毎日の睡眠時間がバラバラなのは体も混乱してしまいます。いつ休息すればいいんだっ~てね。
睡眠サイクルは90分だとかという説もありますね。

そして最後、これが一番大切なこと。
それは、
『厳しくルールを順守し過ぎない』。

効果的な方法というのは多数あります。
ですが、それらの方法に囚われ過ぎて人生が窮屈になってしまうのは、多大なストレスになってしまいます。

「体に悪そうだから食べちゃいけない!」
「エアコンつけてると快適だけど電気代が心配……」
「早く寝なきゃ!遊んでる暇なんてない!」

そんな風に『良いこと』でも縛られてしまうとストレスになってしまいます。
自分にとってストレスがかからないことを心がける。
ということが大切なので、時にはルールを破ってしまってもそれが心に栄養になるなら必要なことだともいます。

世の中にあふれる安眠法や健康法。適度に参考にして自分に合った方法を選んで試してみるくらいが丁度いいかもしれませんね。


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2016年8月19日金曜日

一言カウンセリング③~「何を『すべき』ではなくて、あなたは『どうしたい』のですか?」~


「何を『すべき』ではなくて、あなたは『どうしたい』のですか?」

カウンセリングに訪れる方の多くは『問題の解決』を望まれています。
当たり前のことと思われるでしょうが、実はそれがとても大事なことなのです。

悩みや問題というのは、おそらく誰にも等しく課せられるものだと思います。
他人から見れば幸福な人生を歩んでいる方にだって悩みはあるし、
同じような教具にある方たちでも抱える悩みは別だったりします。

悩みは千差万別。一人として同じ悩みを持った人はいません。
それと同じように、『解決』もまた人によって違います。

ですので、本人が望む『解決の姿』が重要なのです。
逆に、本人が望んでいない解決の姿なんて、どれだけ正論であろうが意味がない。
極端に言えばそういうことです。

悩みを聞いて、「こうすればいいよ」とせっかく助言をしたが受け入れられなかった。
よくある話です。
それは多くの場合、悩んでいる本人にとって望んでいる解決策ではなかったため起きるすれ違いです。

「とても辛い状況に陥ってしまい、傷ついた気持ちを癒したい」
そう望んでいる人に対して、
「辛い状況の解決方法」を助言しても、あまり意味はありません。
それがどれだけ正しい解決方法であろうとも、です。
しかし厄介なことに、『心から望む解決の姿』は悩んでいる本人にもわからないことが多くあります。

むしろ、「自分がどうなることを望んでいるのか」がはっきりわかっている人はその解決もある程度は自分で考えつくものです。

どうしても、自分の本当の心が望む『なりたい自分』と
これまでの経験や周囲の期待、常識に縛られた『なるべき自分』が混乱してしまいがちです。

ですからカウンセリングでは、時間がかかることもありますが、
「あなたはどうしたいのか?」
という本心からの答えを相談者と一緒に探し続けます。


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2016年8月16日火曜日

SMAPに何が起きたのか


驚きましたね、数か月前の謝罪会見で一旦は落ち着くのかと思われたSMAP騒動、まさか解散という結果になるとは。

解散に至った経緯には『裏切りに対する許せない思い』というものがどうもトリガーとなってしまったように見受けられます。

※勿論私は真実を知っているわけでも事情通というわけでもありませんので、あくまで報道されている情報を受けての見解です。
付け加えるなら、『誰が悪い』という話をしたいわけでもありません。ただ、今回の騒動に対する私の感想と受け取っていただけるよう願います。

『許せない』『怒り』『憤り』などはとても強い感情です。
湧き上がってしまえばなかなか冷静にもいられなくなるし、大きな決断にも影響を与えるものでしょう。

しかし、実はそれは本当の感情ではないように私は思います。
『怒り』『悲(哀)しみ』『楽しさ』『喜び』
これらを基本として、人間の感情はとてもたくさんに分類できます。
『悲しい』でも、『寂しい』『悔しい』『辛い』『情けない』『惨め』『空しさ』など、挙げればきりがないほどに細分化することができます。

ですが、それら感情の一番根っこ、最深部にある感情は『欲求』ではないかと考えます。
『欲求』つまり『○○してほしい』『○○を得たい』。そんな『○○』に当てはまるのは、
『愛してほしい』『求めてもらいたい』『承認を得たい』など、
『他者に受け止めてもらえることに対する欲求』が最も根源的な感情なのではないかと思います。

そうなると、『怒り』というのは、表面的な感情であって、本質ではないのではないかと、そう考えます。

わかりやすい例を一つ。
これは企業へのセミナーなどで『クレーマー対策』の中でお伝えしている事例なのですが。
何かお客様にとって気に入らないことがあり、その件について謝罪や説明を求めてくる。
そんな対応として、理路整然と説明義務を果たしたが、逆にお客様は怒りをヒートアップさせてしまい収拾がつかなくなる。

こんなケース、接客業を経験された方であれば思い当たることもあるのでは。
この時、お客様の心では何が起きているのでしょうか。
はじめは、『気に入らなかった出来事に対する怒り』がまず出てきます。
しかしその出来事が怒る必要のない勘違いだったと判明しても怒りは収まりません。
なぜなら、本質は『怒り』ではなく『自分の言い分を受け入れてもらいたい』『自分の立場を優位にしたい』という『欲求』が満たされていないからです。

『怒り』が表面的な感情であること、わかっていただけたでしょうか。

では、SMAPの場合はどうでしょう。
「仲間だと思っていた人が自分を裏切った。許せない」
これが表面的な感情。
しかしその本質には、
「自分の思いを共有してほしかった」
「自分と同じ気持ちを持って認めてほしかった」
そんな思いが根底にはあるのではないでしょうか。

そう考えると、とても悲しいことだともいます。
『認めてほしい』『受け入れてほしい』と願うのは、相手に好意を感じていたからこそ、それが満たされなかった時の反動で大きな感情となります。

つまり、不仲なのではなく、相手を求めていたからこそ、受け入れてほしかったからこそ、起きたすれ違いなのではないでしょうか。

メンバーに昔にもらった財布を使い続けていた、というエピソードがあるそうです。
きっと、まだ子供時代から長い時間同じグループとして活動していたからこそ、計り知れない信頼や親密な関係が確かにあったのでしょう。

だからこそ、表面的な感情のすれ違いでその関係が終わってしまうというのなら、それはとても悲しいことだと思います。

私は、SMAP全盛期の世代です。
その一時代の終焉、個人的にも残念でなりません。


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2016年8月14日日曜日

渋滞でストレスを溜めないために

ということで、今日が帰省ラッシュ本番だったようで。
もしかしたら今この時も運転中の方もいるかもしれないですね。

私も会社員時代はカレンダー通りの休みだったので、盆と正月の帰省は毎回大変でした。
名古屋から実家の京都まで。普段なら1時間半もあれば着けるのですが、混む時期は5時間近くかかるほど。

車の運転というのは、集中力を要するものですから本来個人差はあれどもストレスはかかります。そして渋滞というのは、ただ運転するのとはまた違ったストレスのかかり方があります。

ということで、この時期恒例、渋滞のストレスを緩和するヒントをお伝えします。

①イライラするメリットを考える。
イライラしてなにか良いことがあるのでしょうか?答えはNOでしょう。
逆に、イライラする事で気持ちが焦り事故につながったりせっかくの楽しい旅行が楽しめなくなったりと良いことがありません。
思い通りにいかなくてイライラするのは無理のないことです。しかし、
『そうすることで自分にどんな結果を招くのか』
論理的に考えることによって、感情に飲まれず適切な状態を保てます。

②遠くを見る、車内での音楽に耳を傾けるなど他に楽しみを見つける。
渋滞で動かないのなら、その時間を楽しんでしえばいい。
日常では忙しく仕事に追われているビジネスマンも、運転中は仕事に集中するわけにはいきません。なら、普段はできないことに時間を費やすと考えてみるのは如何でしょう。
特に高速道路は山間に作られることが多いので、都会では見られない自然や季節ごとの木々の彩りなどが堪能できます。カーステレオから流れる好みの音楽にノッてカラオケのように歌ってみてもいいでしょう。
『こんなこと渋滞でもしてなけりゃできないことだ!』
渋滞だからできることを探して楽しむというのも逆転の発想です。

③深呼吸、ガムを噛む、お喋りをする、など気持ちをイライラから逸らす。
気分でなく、体への刺激によって気分転換をすることでイライラを抑えることもできます。
ガムを噛むならミントなどハーブ系の味はストレスを軽減するとされます。アロマなど香りもいいですね。
特に深呼吸は気持ちの安定を図るのに効果的です。ただし、深呼吸をし過ぎると気持ちが落ち着きすぎて軽い催眠状態になってしまうこともあるのでほどほどに。

④時間に余裕を持ってルートを決める。
GWや盆暮れ正月は混んで当たり前。予め予想できるのなら、時間に余裕を持って予定を立てることで、渋滞によって予定を崩されることもなく『間に合わない』等のイライラの理由が一つ減りますね。

如何でしょう。
渋滞はなくならないものです。ではその状態をいかにストレスなく受け容れるか。
ということを心理学的な応用も踏まえてご紹介してみました。
お役に立てれば幸いです。

私のカウンセリングルームは年中無休です。


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2016年8月12日金曜日

お粥生活


最近我が家では、主食の米を『粥』にしています。
というのも、毎年夏になると夏バテをする私。

もともと胃腸もあまり丈夫でないので、夏は調子を崩しやすいんですね。
しかも、よくないとわかっているのに冷たいものをついたくさん飲んでしまうので、
せめて消化に良いものを、とのお粥主食計画です。

そして冷たいものも、例年はアイスコーヒーを一日に何杯も飲んでいたのですが、
出来るだけ水やスポーツ飲料にして水分補給も見直しました。

結果は、
「まぁ、結構いいかな?」
といった感じでしょうか。

相変わらず夏バテ気味で胃腸も万全ではないですが、
かといってさほど悪くもない感じです。

100%満足な結果、とはいきませんが、
それでも例年に比べれば上々。十分良い変化でしょう。

なかなか、直ぐに100%満足な結果が出る、とはいきませんが、こうした少しの変化が改善には大事なのだと思います。

小さな成功を積み重ねる。
悩みの解決もそれが大切です。

あとは早寝の習慣を維持出来たらもっと良くなるんだろうなぁ。
次の課題です。
 

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2016年8月11日木曜日

一言カウンセリング② ~「解決しようとカウンセリングに訪れた時、すでに解決ははじまっ ている」~


「解決しようとカウンセリングに訪れた時、すでに解決ははじまっている」

悩みの解決に一番大切なものは何だともいますか?
答えは、『解決しようとする意志』です。

もちろん我々心理カウンセラーは悩み解決のお手伝いをします。
しかし、本人に『解決しようとする意思』がなければ、どのような優秀なカウンセラーであってもそれは不可能になってしまいます。

「もう何をやっても駄目だ」「どうしようもない」
そんな風に考えてしまっている限り、悩みの解決はやってこないでしょう。

逆に、「どうにかしよう」「何かいい方法を見つけてやる」
そう考えていれば、どのような悩みであっても解決の糸口はきっと見つけられます。

つまり、悩んでいる現状に諦めてしまい、解決の為の努力や行動を起こさないでいたら、解決にはたどり着けないということです。
だって、『解決』の定義は自分が決めるものですからね。

カウンセリングを受けることだって、立派な解決の為の行動の一つです。
「自分一人で解決できずにカウンセリングに頼るなんて情けない」
そんな風に嘆くクライエントさんもいました。

しかし、一人で解決することが困難な問題なら、専門家に頼ることの何が悪いのか、と私は言いたい。
家電が壊れた時、車が故障した時、水道の蛇口が壊れた時、皆さんならどうされますか?
知識や技術があれば自分で直すでしょうが、そうでない場合は専門家に修理を頼むことでしょう。カウンセリングを頼るのだってそれと同じです。

そんな『解決の意思』を携えてカウンセリングを訪れる。
その行動自体がすでに解決に向けた一歩を踏み出しているのです。
まだ理想的な解決には至っていないかもしれませんが、
確実に、解決に向けて動き出しているのです。

行動を起こした時、それが解決のはじまりです。


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2016年8月10日水曜日

4年に一度の祭典


リオオリンピック、盛り上がってますね。
テレビはほぼ一日中リオ関連の番組がない時間帯がみつけられないほど。

私も仕事の合間や移動中にネットニュースなどで情報をキャッチするようにしています。
日本は今のところ金が3つですか、いやはや凄いですね。

体操の男子団体総合は感動的でした。
序盤でのミスをチームで支え合っての金。
やはりスポーツの祭典はこうでなくちゃといった感じです。

オリンピックは毎回、競技としての側面だけでなく、
各選手たちの背景や、国際情勢なども垣間見ることができ、とても勉強になります。

これまでは他国の代表として出場していた紛争地帯の選手が、自国を背負っての初出場など、思わず応援したくなってしまうエピソードや、
開催地の治安の現状など、
このオリンピックという機会がったからこそ知る機会となったことも多く、大変興味深いイベントです。

8月21日までの開催ですので、まだ半分といったところでしょうか。
これからもたくさんのドラマを、感動を、見識を、そして刺激を得させてもらいます。

 
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2016年8月8日月曜日

命の価値


命の価値は誰が決めるのでしょうか。そもそも価値の違いはあるのでしょうか。
先月、神奈川県相模原市で戦後最大級の大量殺人とさえ形容される、あってはならない事件が起きてしまいました。

19人という命が失われる事件。事件直後はまだ強く反応される方も多いと考え、少し間を置いてテーマとして挙げさせていただきましたが、
未だ事件の全貌が明らかになったわけではないですし、
それこそ、報道される側面でしか知りようのない私が、わかったようなことを言うものではないというのは重々承知の上で語らせていただきますことをご承知下さい。

この事件の被疑者は、日頃から差別的な思想を表しており、価値観の中に『生きる価値』というものを語っていたそうです。

心理カウンセラーの中でも私は『ヒューマニスティック心理学』というものを根底に携えたカウンセラーです。
基本理念として、『全ての人間に対して、唯一の存在としての尊重』という人間観があります。
それは、言葉にすると綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、
実際に悩みの現場に立ち会っていると、『自分の価値』や『存在意義』、果ては『生きる意味』というテーマが語られることも少なくありません。
 相談者の皆さんは、ご自身の人生を生きる中で、悩み、苦しみ、葛藤や矛盾を抱えて『生きる意味』というテーマに真摯に向かい合われます。

他人が、自身の価値観という狭い世界の理を背景に自分以外の人の『生きる意味を問う』ということはナンセンスであると。
今回の事件を通して私は改めてそう感じました。

『ヒューマニスティック心理学』は大前提として、
命の価値は人が決めるものではなく、同時に全ての人は内包的に価値を持って生きている。
少なくとも私はそう解釈しています。

そして、今回の事件でも被疑者が薬物性精神病性障害、反社会性パーソナリティ障害、妄想性障害などの特徴とあてはまるという報道が一部でされていました。
世間の精神障害に対する偏見の助長にならないことと、精神障害を抱えていらっしゃる方たちの心の安定を切に願います。


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一言カウンセリング① ~「まずはお話してみてください」~


「まずはお話ししてみてください」 

カウンセリングの基本は傾聴(丁寧に話を聞くこと)です。
そのイメージが強いせいか、
「話を聞いてもらえるだけ」と揶揄されてしまうこともあります。

本音を言わせてもらうと、話を聞くだけではなくて、必要とあれば心理療法なども提供させていただくのですが、その段階に至るまでにはやはりじっくり話を聞く必要があります。
なので、『話を聞く役割』というイメージもあながち間違っているともいえないのかもしれないとは思います。

だがしかし、『話を聞く』ということを舐めちゃいけません。
自分のこと、とりわけ思い悩んでいることを『話す』『聞いてもらう』ことはとても効果があることなのです。
頭の中だけで考えているのと、声に出して人に聞いてもらうのとでは全く違ってきます。
例えば、

「胸の内を思いっきり吐露することで気持ちが軽くなる」
「声に出して表現することで感情が溢れてきて抑圧していたものが解消される」
「人に話すことで整理ができて、問題の解決方法に気づく」

そんな効果がたくさんあります。
そして我々心理カウンセラーは、客観的にはただ話を聞いているようにしか見えないかもしれませんが、『効果的に話を聞く技術』をその対話の中で何百、何千と盛り込みながら対応しています。

プロの心理カウンセラーに話を聞いてもらう経験、ぜひ実際体験してみてください。


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2016年8月5日金曜日

明日は毎月恒例のWS(ワークショップ)です


明日は毎月恒例の『プロカウンセラーになるための実践トレーニングWS』です。
去年から初めてもう一年以上の毎月開催となります。
一度の未開催もなくこうして続けられてきていること、本当にありがたく思います。

学びを重ねるにつれてどんどん上達するリピーターの皆さん。
新しく参加される方も、新鮮な学びに価値を感じてくれて。
互いが良い効果を与えあって毎回の充実した時間となっていると感じます。

『プロカウンセラー』や『実践』と謳ってはいますが、別に難解で学術的なハイレベルな内容ではありません。
やっていることはごく当たり前の、『現場でのカウンセリング』に焦点を当てた内容。
ともすれば、専門書や講習会よりも明確で単純かもしれません。

だって、
「こうしなさい」「これをやりなさい」「こうしなきゃ駄目ですよ」
という制約はありません。
教科書に書いてあることを上手にやるのではなく、
試験に受かるための練習ではなく、
ただただ、効果的なカウンセリングの上達を目的としたものです。

とはいえ、それが何より一番難しい目的なので、
そういった意味ではとてもハイレベルなことをしているのかもしれません。

これまで学んだものが、人生経験が、最大限活かせるように工夫するためのトレーニンングの場です。

これからも毎月開催予定です。
興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

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2016年8月3日水曜日

心理テストでわかる自分の性格

https://www.16personalities.com/ja

                   性格診断テスト『16Personalities』


この心理テスト、人間関係や行動を通して自分のタイプが16種類から分類されるというもの。
私もやってみましたが、これはなかなか興味深い。
問題数も多くて、特に『内向』『外向』や『思考型』『感情型』などの選択が重要視されている印象です。

こういった性格診断テスト、私も現場では『心理検査』を用いることもありますが、こんな風に遊び心が含まれているものも面白いですね。

このような、質問に対して答えて進めていくタイプの心理検査を『質問紙法』と分類します。その特徴としては、質問に対して自分に当てはまるか、そうでないかを選んでゆくという形式です。
長所としては、分析に専門的な知識や経験をあまり必要とせず、かつ結果が早く出るという

とても便利なもの。ただしその分、結果が恣意的に操作できてしまうという面もあります。
つまり、良い結果を偽ろうと思えばある程度できてしまうというわけですね。

あとは、自分の行動や傾向を答えてゆくわけですが、自分のことを客観的に判断するというのもまた難しものです。
例えば、
「自分は人に対して優し性格だ」
という質問に対して、「YES」を選んだら周囲に驚かれた、とか。

なので私は、こういった心理検査を少し変わったやり方をしたりすることがあります。
それは、
「理想の自分になって答えてください」というもの。

本当の自分は脇に置いておいて、理想の自分だったらこの質問にはYES/NOどちらと答えるか、と考えるわけです。
すると、心理検査の結果は「なりたい自分像」が明らかになります。

現状の改善や、悩みの解決に不可欠でありながらなかなかイメージするのが難しい、
それが「理想の姿」です。
心理検査をちょっと工夫してみることで、先入観や対面抜きの理想の自分を見つけることができます。

今の自分と理想の自分、両方で答えてみると、自分の課題が見えてくるかもしれませんね。


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2016年8月2日火曜日

ポケモンGOでうつが治る?


さて、更新が滞っている間も世間は色々な話題がありましたね。
その中でまず今日挙げたいのが、「ポケモンGOフィーバー」です。
まぁね、明るい話題はいいですしね。

随分と流行しているようですね。
配信前から海外の話題も様々でしたが、いざ日本でも配信されてからここ数日、街中を歩いていても、バスに乗っていてもプレイしている人を多く見かけます。
私は使っているスマホがバージョン対象外だとかで残念ながらまだ体験できていないのですが。

そんなポケモンGOの話題の中に、「うつなどの精神疾患の改善に有効だ」という話まであるとか。
色々なメディアでも報じられているようですが、例えば日刊ゲンダイのこの記事など。
「海外で話題に 「ポケモンGOがうつ病に効く」は本当か?」

これは心理カウンセラーという職業柄、とても気になります。
ポケモンGOの及ぼす有効性については記事内でも色々と語られていますし、その他も諸説云々というようですが、
その中でも『目的意識の達成感』というものは私としても確かにあるのではないかと思います。
人は何か目的を持ち、それを達成した時に大きな達成感や満足感を得られ、自身の力を確かめる事が出来ます。そしてそれが自信へとも繋がっていきます。
結果、人生に充足感を得られることとなるでしょう。

うつなどの精神疾患に限らず、人生を楽しむというのは心の健康には欠かせない要因です。
その楽しみ方というのも人それぞれですが、方法は違えど『充足』が不可欠となります。

ポケモンGOをプレイすることにより、その充足感を得ることができ、更には物理的に体を動かしたり外出により日光を浴びたりと、言われてみれば心身の健康に必要なものが揃っていることに気づかされます。

なるほど、と感心するばかりです。
もちろんすべてのケースに効果的というわけではないでしょうし、解決されるべき課題点もあるでしょう。
しかしこのデータが、これからの心の健康に対する新たなアプローチの一つとして、ヒントとなることに期待します。


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2016年8月1日月曜日

カウンセリングが求められる季節


いやはや、随分と久しぶりの更新になってしまいました。
6月の後半から仕事が立て込んでおりまして、ブログに手を回す余裕がありませんでした。
8月に入りひと段落し、やっと少し時間に余裕ができましたので、またしれっと再開していきます。

ということで今日は復帰一発目として、ここしばらくブログをお休みしていた言い訳ではないのですが、この時期カウンセリング業はとても忙しい、というお話をしようかと思います。

この時期忙し理由、それは五月病。
五月病というと、新人社員や新入生などが、新し環境に適応できずに起きる精神的な症状の総称です。一般に五月病の症状は、ゴールデンウィーク明けあたりから起きることが多いとされています。

ですが、カウンセリングに五月病を訴えていらっしゃる方というのは、実際は7月あたりに多いと感じます。
どうやら、5月ごろから症状を感じ始め、6月、7月と頑張られたのではないかと。
そしてとうとう一人で頑張ることに限界を感じ、カウンセリングという選択肢を選ばれる。
そんなケースが多い気がします。
(私のルームの傾向ですので、あくまで私見ですよ)

そしてそれは、仕方のない流れだと思います。
一生懸命自分で頑張って、手を尽くし、それでも悩みが消えずにカウンセリングの門を叩く。
そんな方達に対して我々としては、まずカウンセリングを選ばれたことへのねぎらい。
そして、その行動自体が「良くなろう」という意思の表れであり、解決の一歩であること。
さらに、これまで一人で頑張ってきたことへのいたわり。
これから共に解決に向けて頑張っていく勇気づけ。

そういった関わりが、自分一人で一生懸命頑張ってきた方へのまずは礼儀であると考えています。
悩みというものは、どうしても一人で解決しようとしてしまいがちです。その悩みが大きければ大きいほど、プライベートなものであればあるほど、他人に頼るという選択肢は選び辛くなってしまう傾向にあるようです。
だからこそ我々は、悩みの大小に関係なく、プライベートなことであっても絶対に守秘義務を順守し、その方のそれまでの努力や生きてきた経緯の全てを尊重し、関わらせていただきます。
そんな信念を自身に課しているからこそ、カウンセラーは相談者に寄り添う資格があると、そう考えています。


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