2016年3月31日木曜日

わかっちゃいるけど……


今日は夕方に時間が空いたので、仕事をちょっと抜けて、電話対応をスタッフに任せてジムに行っていました。
このブログでも何度か話題に出している、キックボクシングのジムです。
(アーネスト・ホーストジムHP)

もう結構長いことお世話になっているのですが、私はとても劣等生。
入門当時から先生に指摘されている悪いクセが未だに抜けません。

どうも、自己流で練習をしていた頃に間違って体が覚えてしまったようで、
頭では理解っているのですが体が思うように動いてくれません。

「頭では理解っているのに、体が言うことを聞いてくれない」

これはカウンセリングの中でもよく出てくる課題です。
例えば、
ある男性が、小学生の頃に担任の先生にこっぴどく叱られた経験があるとします。
そんな彼も大人になり社会人になりとある会社に入社しました。
しかし、会社の上司が小学校の頃の先生に瓜二つだったとします。
どうしても先生のイメージと重なってしまい、上司に苦手意識を持ってしまう。

よくある話です。
しかし、当人も頭では理解っているんですよ。
「小学校の頃の先生と、今の上司は別の人だから苦手意識を持つ必要なんてない」
だけど、いざ前にすると緊張して足が震える。上手く話せなくなる。
つまり、頭でなく体が反応してしまう、ということですね。

カウンセリングでは、いろいろな対処法があります。
・身体反応を緊張状態からリラックスへ変えていく。
・別人だから怖がる必要はないという認知を強くする。
・苦手意識を解消する心理ワーク。
などなど、解決方法は様々です。

その人に一番効果的な方法を成果が出るまで試行錯誤していきます。
頭と体というのは、近いようで遠い不思議な相互関係があります。
心だけでなく、体だけでなく、両方を包括的に扱ってゆくことが求められます。

カウンセリングは心の悩み相談だけではありません。


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