2016年2月19日金曜日

信頼関係の構築


『Confidence is a plant of slow growth.』

これは海外のことわざの一つです。
日本語にすると、

『信頼という木は大きくなるのが遅い木である』

そんな訳され方をよく目にします。
相手から信頼を得るというのは容易なことではありません。
「私を信じてください」
言葉だけならいくらでも言えますし、
その言葉の真偽は本人にしかわかり得ません。
もしかすると、本人すらもその言葉が本心からなのかどうか量る術はないのかもしれません。

カウンセリングでは、まずはじめに『信頼』というものを築いてゆくことを重要視します。
なぜならば、問題の『解決』とカウンセラーとクライエントの『信頼関係』は密接な関係があります。

単純に考えてみてください。
信頼していない相手に、本心からの苦しい心持や悩み事、秘密を打ち明けられるでしょうか。
信頼していない相手からの助言を素直に受け入れることができるのでしょうか。

『信頼』が『解決』に直接つながる事は少ないですが、
『解決』に至るためには『信頼』はなくてはならないパーツなのです。

そして我々カウンセラーは、クライエントに信頼をしてもらえるよう関わることを旨とします。
カウンセリングの技術の中には、信頼を得るために有効な技術も多数あります。
しかしそれは所詮は技術。本心の伴わない技術ほどお粗末なものはありません。

心からクライエントに対する誠意を携え、
その気持ちをわかりやすくストレートに伝え、安心してもらうための技術です。
これまで私の経験で、信頼関係を得れたケースで、クライエントにとって満足が得られなかったカウンセリンングはありませんでした。

「無条件にカウンセラーを信じてください」
とは言いません。
世の中にはいろいろなカウンセラーがいますからね。
だから
「私と会って、しっかりと信頼に足るかどうかを見極めてください」
その期待に応えられるよう、気持ちと技術を確かに携えて、私は皆さまに関わらせて頂きます。

信じることが第一歩。たるみでした。


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