2016年1月29日金曜日

無くて七癖有って四十八癖


今日は家に工事業者さんが来ていました。
以前からずっと来てもらえる日を調整していたのですが、なかなか予定が合わずやっとの今日です。
というのも、台所の蛇口からお湯が出ないというトラブルに見舞われておりまして。
そうなんですよこのところの寒波。
真水で洗い物をするのは苦行と言っていいほどでした。

修理事態はあっけないもので、ものの数分で直してくれました。
やっぱりプロは凄いものですよね。
知識なのか経験なのかその両方なのでしょうけれども。
おかげで我が家の台所はあったかくなりました。

しかしここで一つ問題が。
お湯が出なくなってから、蛇口の水量が極端に少なくなっていました。
まぁ、それが故障の原因でも症状でもあったわけですが。

なので、蛇口をひねる時に最大までひねる癖が染み付いてしまっていたようで、
温水機能と共に水量も標準になったにもかかわらず、やってしまうわけです。グイっと。

結果、勢いよく蛇口をひねって『ドバー!』ですよ。
油断しているので、皿に跳ね返った水で服が濡れてしまいます。
わかっているんですよ。
蛇口のひねり加減を気をつければいいだけだって。
だけど、思いっきりひねるのが癖になってしまっているんですね。
わかっちゃいるんだけど、ビッショビショです。

癖というのは、一度身についてしまうとなかなか取れないもの。
それが、技術や技能。例えば車の運転や作業工程であれば、スキルとして活用できるのですが。
良くない癖だってあります。
元ヤンさんが人と目を合わせるときに睨んじゃうとかね。
怒られ癖がついていて、大きな声に反応して謝ってしまうとか。

そしてこれは動作だけでなく、思考パターン(考え方)にだって同じことが言えます。
「ネガティブに考える癖がついてしまって、なかなか前向きに捉えられない。」
「疑ってばかりしてきたので人が信じられない」

これらの、自分の人生をよいものとするのに邪魔な癖は、本人もわかっているのになかなか脱却でいないものです。
それも無理はありません。
癖になってしまうくらい繰り返してきた、強く印象に残っている経験があるからこその癖なのですもの。
だから、その癖を解除していくのは少し時間がかかるかもしれません。
でも、安心してもらいたいのは、
身についた癖なら、その逆も不可能ではないと言うこと。

「なかなか癖が抜けないな」と苛立ってしまうこともあるかもしれませんが、
本人が望んでおらず、改善の努力をしているのなら、
いつかはきっと脱却することができます。

もしそれが自分で難しいと感じたなら、いつでもご相談ください。
適切な方法と成果を一緒に作っていきましょう。

私の蛇口を強く開く癖も早く改善したい。たるみでした。


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