2016年1月14日木曜日

自信がもたらすもの


昨日の1月13日、カウンセリングオフィス+αさん主催の『プロカウンセラーになるための実践トレーニングWS』を開催させていただきました。

今回もご参加いただいた皆さま、長丁場でしたがお疲れさまでした。
中にはお仕事を終えてから途中参加をしてまで駆けつけてくださった方もいて、
その向上心には頭が下がります。

ちなみに主催のカウンセリングオフィス+αの小野さんもブログで様子をレポートしてくれていました。この記事はこちら⇒『1/13 プロカウンセラーになるための実践WS』

このワークショップ、毎回開催していてつくづく感じることがあります。
それは、カウンセリングを行うために必要なものとして、
「自分のカウンセリングに自信を持っているか」ということ。

技術のレベルはもちろん人それぞれです。
継続的な練習を続けている方はやはりその努力が実っていますし。
ブランクが空いてしまっていたり努力が不足していれば思うように行えないでしょう。

それは当たり前のことです。
しかし、それとは別の要因というのもカウンセリングの『デキ』には確かにあるものだな、とそう思います。
それが、自信を持てているかどうか、ということ。

極端な例ですが、練習不足で技術に不足があったとしても、
自分の技術や能力に自信を持って臨む人は不思議と落ち着いており安定感があってカウンセリングが様になっていたりするんですね。

逆に、高い水準の技術や経験を持ち合わせていても、自信なさげな様子が見て取れると、どことなく頼りない、安心してもらえないカウンセリングになってしまい内容にも影響しがちなんですね。
そんな方も、ワークショップの後半では前半とは見違えるほど頼もしいカウンセリングを見せてくれたりします。
僅か数時間で技術が飛躍的にアップするなんてことは考えにくい。
「指導を受けたり練習したことで、自信を少し取り戻した」
それだけで、元々持っていた実力が発揮できたということです。

自信があればそれでいいというわけではありませんよ?
実際、そのような方の方がむしろ指摘や指導は必要ですしね。

しかし、自信を持つことが大切なのは確かです。
カウンセラーとはその存在の性質上、相談者であるクライエントさんにとって信頼できる存在でなければなりません。
それは、人間同士としての信頼関係だけでなく、専門家としての信頼関係も含まれます。
信頼できる専門家だからこそ、クライエントは安心して自らの心を開示していくことができます。
そして、カウンセリングではそんな信頼関係がなにより大切でもあります。

これまで学ばれてきた皆さん、個人差はあれども、皆さんには間違いなくその学びが身についています。
発揮する機会がなかなかなかったり、
今はまだ満足のいく結果が出せていなかったとしても、
学んだ自分を誇りを持ってください。
そして、自信を持ってください。

その上で、今自分にできる精一杯を尽くしてください。
そこがスタートです。
そこから、
得意なところを、強みを、更に伸ばしたり。
足りないものを、余計なものを、改善したり。

だからこそ、練習の場は大切です。
失敗して、練習できる。
そんな機会を大切にしてくださいね。

当ワークショップ、次回開催は
2/11(木) 10:00~17:00
3/14(月) 10:00~17:00
料金は5,000円です。

お問い合わせは
★カウンセリングオフィス+α お問い合わせフォーム★


次回もお会いできるのを楽しみにしています。たるみでした。


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