2015年12月11日金曜日

体と心


今日は比較的暖かい気温になるとの朝のニュースを見て、
ならばと少し薄めのコートで出かけたところ、思ったより寒くて自らのチョイスの間違いを肌で感じてしまいました。

寒いと首が縮こまり肩が上がります。
こんな時こそ、ほっと一息、肩の力を抜くようなことが必要なのでしょうね。

さて、人の体を用いて表現する慣用句というのはたくさんあります。
そして、体を持ちた慣用句というのは感情や気持ちの様態を表現しているものがほとんどです。

『腹が立つ』
『頬が緩む』
『頭が下がる』
『頭にくる』
『肩すかしを食う』
『肩の荷が下りる』
『肩肘を張る』

など数えればキリがありません。
日本語では、人の精神状態を、体の一部を使って表現してきていました。
それこそ、心理療法で、体の声に耳を傾けるという方法が有効とされる遥かに前から。

もし、自分の気持ちが上手くコントロールできない、
それ以前に把握できず、自分がよくわからない。

そんな時には頭で考えるのではなく、体に聞いてみると素直な答えが返ってくるかもしれません。
緊張していて、「体が硬くなっている」と感じたなら、
実際に体をほぐしてみたり柔らかくなるようなアプローチをしてみると、
気がついた時には緊張がほぐれていることだってあります。

心と体は繋がっている。
なら、心をほぐす為に体をほぐすことだって有効ですし
体をほぐす為に心をほぐすことだって有効なのです。

一方通行ではない、双方向な両面に目を向けてこそ解決できることもあるのでしょう。

温泉に行きたいなぁ。たるみでした。



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