2015年11月23日月曜日

努力の測り方


『努力』の測り方というのは難しいものです。
どこまで頑張れば努力したことになるのか、
それがわからずに悩む方というのはとても多くいらっしゃいます。

「自分は努力しているのに、周りは評価してくれない。」

そんな思いをしたことがない方はいないのではないでしょうか。
そんな時、人は
「努力が足りない」
「努力ができない」
そんな風に自分を卑下してしまいがちです。

そうなのでしょうか?
努力は認められなければ価値はないのではないでしょうか。
私は、結果が伴わない努力が無価値だとも思いません。

とはいえ、『成果』や『結果』が求められることは確かにあります。
仕事だったり、試験だったり。

しかし、『結果』と『努力』をないまぜにしてしまうと少しおかしなことになります。

結果は確かに大事です。
結果を出す為にする努力はそれが目安となるのでしょう。

しかし、結果ばかりが目的ではない場合もあります。
だからといって、努力をすることが目的になってしまうのもまた違う気がします。

「流した汗は嘘をつかない」

私の好きな言葉なのですが。
結果のでない努力はないと思っています。

ただ、その結果が、周囲の認めるものなのかどうかはまた別です。
たとえ周囲には認められない結果だとしても、
本人がそれを努力の結果だと感じられればそれは大きな意味があると思います。

つまり、努力をすることは結果に繋がる。
しかしその結果は、他者が決める物差しではなく自分が決めばいい。
努力を認めるのは自分自身しかないのではないか。

そういうことが言いたいわけです。

カウンセリングの中で、努力の成果をテーマとされる方の多くが、
そんな納得を得て自分自身を認められるということがよく起こります。

そんな人たちと関わらせていただいて、私が得た結論です。

自分が納得することが大事。たるみでした。


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