2015年9月15日火曜日

心にぐっとくる名言①

 「配られたトランプで勝負するっきゃないのさ」
この台詞は、アメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツ著の『ピーナッツ』に登場するキャラクター、スヌーピーの発言です。
日本でも人気の高いこのスヌーピーですが、原作ではナルシストでこういった哲学的な発言も多いのだそうです。
その中でも、私の特に好きな言葉。

この台詞には至った会話があり、

ルーシー「Sometimes I wonder you can stand being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ)

スヌーピー「You play with the cards you’re dealt …whatever that means 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ)

名言というのは、どのように解釈するかは人それぞれな部分もあるとは思いますが、
この台詞は、困難に直面した時に自分にかける言葉として私は受け止めています。

人は、困難に直面した時にその解決方法を探します。
簡単に見つかればいのですが、そうでない時はつい、
「あの時こうしていれば」
「そもそもあれがいけなかったんだ」
と後悔に向かってしまうことがあります。

鑑みることは大事なことではあるのですが、残念ながら悔やんでも現状は変わることはありません。
だからこそ、今自分ができることの中で解決方法を探していかなければいけないんですね。

これはカウンセリングなどの相談でも言えます。
悩みを相談して解決策を提示してもらっても、
「それはあなただからできるんじゃないか」
と、自分には当てはまらない解決方法を与えられても困ってしまいます。
むしろ自分を責めることに繋がってしまうこともあります。

だからこそ、自分が持っているものの中で解決に使えるものを探していく作業が必要になります。
それは一人で探すことは難しいかもしれません。発想の転換が必要な場合もありますしね。
だからこそ、相談する時は解決策を与えてもらうのではなく、『自分用の解決策』を一緒に探してもらうというアプローチが有効になるのです。

勿論その中には、
今の自分には解決に使えるものはないので、使えるものを取得する為の練習、だって含まれます。

今の自分にできることは何か。
そのためには何をすればよいのか。

そんな発想で問題に取り組んだ時、解決しない悩みなどないと私は思います。

自分では気付かなかった所に解決策は転がっているものです。たるみでした。


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