2015年5月19日火曜日

捨てられない症候群?

午前中で仕事が終わったので午後は本の整理をしていました。
私の家には結構な数の本があります。専門書から小説、漫画までクローゼットの中にひしめいています。
そしてそれが私を悩ませているのです。

別に本を持っているのはいいんですよ、それが必要なら。
そう、必要ならいいのですが、もう読まないであろう本も多数ありまして、それらが捨てられないんですね。

この悩み、共感してくれる人も、理解できないという人もいるでしょうが、
私の場合は『愛着』という理由で捨てられません。
どの本にも愛着がありそれぞれに思い出があるわけです。

「ああ、この時はこれにハマっていたなぁ」
「この本は○○さんも好きで、よく話をしたなぁ」

など、一冊ごとに思い出があるんです。
だから、読み返さないとわかっていても手放すことに踏み切れない。

そう考えてみると、本だけではありませんでした。
服も捨てられないんですよね。
もう年齢的に着れない、サイズが合わない、流行りと乖離しすぎている。
そんな理由でなかなか袖を通す機会の減った服もずっとクローゼットに眠っています。
でも、どの服にも思い入れがあるんですよね。

『モノが捨てられない』

心理的にいうと、捨てられないという行為の背景には、
幼少時に満たされなかった経験があったり、
収集するという行為そのものに固執していたり、
またはアスペルガー症候群なども要因だという説もあったりと様々です。

時折話題になる『ゴミ屋敷』もその心理状態の延長とも言われています。
ただし、ゴミ屋敷ほどのレベルになると、認知症や統合失調症なども考えられるのでそう簡単な話ではないのですが。

私のように、『愛着』を感じて手放すことができないというのも、何か心理的な理由が自分でも気づいていない深いところにあるのかもしれません。

断捨離と対極にいる男たるみでした。


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