2014年8月2日土曜日

うさぎセラピー

矢場町にある『うさぎカフェ』なるものに行ってきました。
このカフェ、ウサギと触れ合えるコーナーとカフェコーナーが独立しており、ゆっくりまったりとウサギを愛でることができます。
いやぁー、癒される。



至福ですね。
犬好きを公言する僕はうさぎを飼ったことがないので、あんなにじっくり触れるのははじめてだったのですが、
あんなにもモフモフと柔らかいものとは。
予想してたよりもお肉少ないんですね。
全身バネって感じで、お肉のムッチリ感は犬には一歩劣るものの、それを補って余りある可愛さでした。
ウサギって常に鼻がヒクヒク動いているんですね。
あと、おやつをあげることもできるのですが、これがまた力強く食べる!
しかも結構噛んでくる(笑)
ともかく楽しい時間でした。また行こうっと。

さて、動物に癒やされるというのは、『アニマルセラピー』というものがあります。
これは、精神的な治療の一種として知られています。
主には馬やイルカなど、比較的知的水準の高い動物を使っての場合が多いようです。
治療論としては、動物の世話を介して生活習慣を付けさせるなど効果がある一方、情緒障害や精神疾患などで対人関係に疲弊していた人の回復期に行ったり、または身体の障害でリハビリテーションを必要としている人に「動物の世話をさせる」という目的を与えて、それら作業を通じてリハビリを行うという様式が挙げられるそうです。

なんだか難しいですね。
もっと単純に考えてもいいのではと思います。

純粋で真っ直ぐな心を持った動物と接することで、気持ちが穏やかになり精神的な安定が期待できる。
それだけでも大きな効果がありそうです。

現代のカウンセリングの主流の一つに『来談者中心療法』があります。
この治療論を一言でいうと。
治療を行うカウンセラーは、ありのままの状態(自己一致といわれます)でクライエントに関わることで、
クライエントもありのままの状態に促される。
その結果、自分らしくなれることで心が健康な状態になっていく。

ただそれだけなんですよ。
単純なようでとても奥が深い。それが来談者中心療法です。

この、「ありのままの相手に受け容れられる」経験をすることが、心が不具合を起こしてしまった人には有効ということなんですね。
となると、動物というのはうってつけのカウンセラーなのではないでしょうか。

ありのままの(本能ともいいますが)動物と触れ合うことで、そんな動物に肯定される(懐かれる)ことで、
自分もありのままの状態を取り戻してゆく。

動物のような無垢さを持ったカウンセラーでありたいものです。